早朝?深夜?2時15分に起きてゆっくり準備し、3時にいざ出陣!!山形へ!! 熊ヶ根あたりから凄い霧に覆われ、嫌な気持ちになりましたが、それは的中しました。 関山トンネルをこえれば、そこは別天地! いつも晴れている(はず!)という潜在意識がありますが、見事に外れました。
山形県は小雨。西に向かい、北上するころから本格的な雨模様。 正直一気に気が萎えてしまいました。 こんなはずではなかったのに、なんて勝手なことを言うようではだめですね。天気のせいにしてはいけません。天を恨むなんて、傲慢です。
5時前に一関大橋に着きました。幸いにも川は濁りも増水もなく、その点はホッとしましたが、雨は結構強く、気温も低いのです。
裏返しになっているゼッケン番号札を引きます。C-15 です。今回は100名を4つのブロック(A/B/C/D)に分けています。各ブロックとも大体25人前後、A/B/Dブロックは車で移動ですが、Cブロックは歩いて移動です。近いから。
大会前の小国川。
上が上流側で、下は下流側です。
Cはポンプ小屋から一関大橋の上流までの区域です。ちょうど中間点あたりでオトリ配布と入川となりました。オトリは番号が多い人から選び、入川は若い人からとなります。
やや下流の経壇原に入ることにしました。先行者はいましたが、右岸側にはまだ余裕がありましたので。 3日の小国川の調査のときにもここに入りましたが、1時間竿を出して全く掛かりませんでした。 今までそういうことは全くなかったことですが、3日から10日以上も経っているし、もう条件は変わっているだろうと考えたわけです。 何といっても実績のある場所なのです。
複合メタル0.06号に背バリをセットして右岸へチ寄りを泳がせます。
そうそう予選は7時から10時の3時間ですが、実際に竿を出したのは7時25分となりました。 10時までにはオトリ配布の場所に戻らないと失格となります。
しかし、掛かりません。掛かる気がしませんでした。生体反応なし、感じられず。 オトリは健気にも泳いでくれるのですが、追うアユはいません。 そんなことをしているうちに、30分経過した頃何となんとナント”根掛かり”です。 恐ろしいことが待ち受けていました。腰くらいの深さですが、流れがあります。私の体力では無理と判断し、天上糸をもって一か八かの賭けをしましたが、負けました。 目印の下のラインから切れました。
これで1匹釣れるどころか、1匹マイナスです。雨は降り続きます。 水温は18.5度。 外気温は上がりません。 ショートレインを着ていても寒さを感じます。
気を取り直して、周囲を一望します。 上流側の少し浅い平瀬にしました。一昨年かな、同じがまかつの大会でやはりマイナス1からのスタートで、何とか勝ち残ったことがありますので、その時をイメージして、これから流浪の旅に出るがいいことが待っているはずと思い、新しい仕掛けフロロの0.2号で泳がせますが、多分ハヤでしょう、目印に飛びついてきます。癪に障りますねえ~。
そこも諦め、さらに上流側の左岸早瀬に何とかもぐりこみました。というのもここにはすでに6人前後の釣り人が竿を出していたからです。ポツポツと誰かに掛かっているようです。本当はその列の一番下流側に入りたかったのですが、ちょっと距離が近すぎるかなと自分としては弱気?になり、やや上流域へ向かいました。 そしたら後からっそこに入った人が悔しいことに早々と掛けていたではないですか。見たくなかった光景ですが、見えてしまいました。
早瀬の左岸へチを狙います。あたりはありません。時間ばかりが経っていきます。もうすぐ9時。もう限界だ。寒い。余計にみじめさを感じます。 熱いコーヒーを飲みたい!!もうやめようか?早々と上ってしまおうと本当に思いました。
シマノの続いてがまかつでも釣果ゼロ!!あまりにひどいではないか!ひどすぎる。 きょうはマイナス1である。 何という大会となってしまったのか、今年の大会は。こんなことが現実にあるのだとは・・・。
しかし、9時丁度です、待望の当たりが目を覚まさせました。 冷えた体をショックが走ります。 来たか?!ようやく掛かってくれたか!?下竿なのが気になりますが、あまり下がれないので半ば強引に抜くことにしました。型は大したことないから大丈夫と思って。 しかし、伸され気味だったためバウンドし、水面スレスレの状態で何とか手もとまで2匹が飛んできたのですが、あろうことかキャッチしたのはハナカンのついたオトリ鮎で、掛けた鮎はタモノ外へ・・・・。あまりに掛からないため、キャッチの仕方も忘れてしまいました。
がっくり、がっかり。何というみじめさ!!もうやめようか、それともバラしたとはいえ1回掛かったのだからもう少し粘ってみるかと思い返し、再度左岸へチを泳がせます。
そしたら、粘り勝ち! 9時25分、またしても小気味よい当たりが伝わってきました。 今度は慎重に抜きました、掛かりアユを目標にしてキャッチしました。 オトリより大きくきれいな鮎でした。 それを泳がせたら10分後またしても掛かりました。9時35分です。その後続かなかったので、9時45分納竿です。 混み3匹。惨憺たる結果ですが、まあ、掛かっただけでももうけものと思うことにしました。
シマノより悪いスタートではあったが、がまかつでは3匹掛けた(バラシ1匹)し、最後のダイワではもっといいことがあるのではないか!!と思うことにしました。
決勝戦に残った人たちです。
昼前には薄日も差しました。 カジカが鳴きます。心が洗われます。しかし、ここにもウミネコがいるのです。 あの、ミャアミャアという声はいただけません。相応しくないです。
少しだけ決勝戦をみて早々に帰途につきました。
愚痴ばかりのブログ、読んでいただきましてありがとうございます。笑ってやってください。