鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

Yuji Style

2014-06-27 16:18:05 | お知らせ

 ラジオではきょうは夏日で蒸し暑かったといっていますが、家の周りでは風もあり、快適な過ごしやすい一日だったと思っております。 自然に感謝です。

 

 でもあさってあたりはかなり雨が降りそうで、あさってと言えば29日で、その次の次の日が鮎釣りの解禁日ということになり、降っては欲しくない、広瀬川の水量は減ってきてはいますが今この時点では降らないでほしいと勝手に思っている、願っている次第です。

                       

   

 澱橋の上流の広瀬川はこのような状況です。

 

                               (右側が分流です。)

 

 (本流側の流れです。)

          

 (これだけ見るといい感じなのですが、ちょっと減水気味で、この付近は垢ぐされ状態です。)

 

 この前、といっても6月23日になりますが、「釣りビジョン」での「鮎2014」は兵庫県の矢田川での鮎釣りで、釣り人は若手のホープ ”髙橋祐次” でした。 

 

 でも一見して何だこれは?痩せたのではないか、何か頬がこけているかのように感じてしまったのですが、何ごともなければいいのですが。 何といってもかれは去年5冠を達成した鮎釣り界のホープですから。

 ①サンラインカップ優勝   ②鮎バトルin名張川優勝   ③報知アユ釣り選手権オーナーカップ優勝   ④報知アユ釣り名人戦第44期アユ釣り名人位獲得   ⑤JFTアユ釣り王座決定戦優勝

 

 矢田川と聞いてもどこか分かりませんよね。 兵庫県の川で、日本海に注ぐ川だそうです。解禁日は6月1日。 放流アユ狙いと言っていましたが、渇水状態ですし、小さい天然鮎が多い川です。 しかも河口から4キロ上流という地点での釣りでしたので、大きい鮎は望み薄でした。

 撮影は6月3日と4日の二日間。でも昔から髙橋祐次のロケの時は、雨に祟られるのですね。4日が雨でしたが。 3日は午後3時からの竿出しで、仕掛けは、9メートルの竿に天上糸はナイロンの0.8号、水中糸はフロロの0.15号。 ハナカンハリスは0.8号のナイロン、ハナカンはフック式の径6.8、ハリは6~6.5号とのこと。

 天然遡上がとっても多く、現に遡上中の状態でたまに掛かってくるのはチビ鮎ばかり、本人曰く、””1匹といえない1個””というくらい小さい鮎が掛かる状態でした。 苦戦続きです。 どうする、橋!?これまでの撮影の中で一番といっていいくらいの苦戦とのこと。

               

 その中で地元の釣り人の釣った鮎を見せてもらったら結構いい型の鮎なのです。 そこで曰く、””アユ釣りはポイント、いろんな人に教えてもらうのもアユの友釣り””と。 

 まあ何にしても、天然河川での初期のアユ釣りは初めての経験ということで、苦戦が続き、結果として ”天然の小アユ釣り”となった次第です。

 

 次の日は中流域に向う。 鮎は本当にたくさんいる。いすぎるくらいいる状態。まだ遡上中。(みちのくの河川で釣りをせざるをえないnewoneとしては何としても羨ましい次第です。) 

                      

 中流域はまあまあのサイズが釣れたものの続かず。 アユが白っぽいし、群れが多く、しかも群れが落ち着かない状態のなか、おとりを自由に泳がせて釣ろうとします。 加えて渇水のため、鮎がビビッている。 そこで曰く、””アユ釣りはパズルみたいなところがある。考えて釣らないと””と。 

 

 いろいろ釣りの最中に話しをするのが面白いというかためになるというか、釣れない中での釣り、如何にして厳しい状況を打開するか、テレビ撮影ですし本人はかなり苦しい立場だったのではないかと思います。 番組のためにも釣らなければならないし、5冠という意地もあるでしょう。

  

 ””水温の変化や水の上げ下げがないと鮎は育って行かない””

 ””帯のような遡上中の群れ鮎は、これがバラけないと釣れない””

 ””まだ石に着くような、ご飯を食べるような状態ではない””

         

 でも結果としてはそこそこいい型の鮎も釣り上げるのですから、大したものです。まあ彼の特徴、足で稼ぐ、いいポイントを探して歩き回る、その結果でしょう。 最後に大きなヤマメも掛けましたから。

        

 それでは ごきげんよう


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする