鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

成果は?国連防災世界会議 18日

2015-03-18 15:28:43 | お知らせ

 今午後3時30分です。 14日から開催された第3回国連防災世界会議もきょうでお仕舞です。

       

 5日間の開催日を挟んで仙台市はずいぶんとにぎわいました。 こんなことはもう二度とないのではないでしょうか。 少なくとも私が生きている間はないでしょう。

            (午前9時頃)

 

 本当にいろんな会場で、いろんな人たちを集めて、いろいろな問題課題を話し合ってきたようです。

                      

 同じ会場の同じ日でも2,3時間ごとに内容が異なることを話し合ったりして、分厚いプログラムを見る度によくもまあこれだけのものを、これだけのことを企画したものだ、そして本当にいろいろな課題があり、それらの解決に向けてたくさんの老若男女が動き出しているということが伝わってきます。

  

 ただ議論がどこまで突っ込んだものとなったかについては???ということもありそうです。言葉や時間の制約もあります。 とくに原発事故についてはまだまだ掘り下げて検証していく必要がありそうです。

          

 私が参加した4つの総合フォーラムでいうと、パネルディスカッションについては不満が残ります。まあこれは今まで経験してきた国内だけのパネルディスカッションでもいつも思ってきたことです。 

  

 時間の制約が一番大きいのでしょうが、ディスカッションになっていない、なりにくいとうことがあります。 最初にコーディネーターが話しをして、次に各パネラーがひとりずつ体験談や考えを述べていきます。 会場からの質問があれば5点前後受け付けて、それぞれ専門的でありそうなパネラーから答えてもらいます。

       

 そしてコーディネーターが全体をまとめるような形で自分の意見も述べて、「まだまだ言いたいことや議論したいことがあるのですが、時間ですので」ということでパネルディスカッションは大体終わってしまいます。

 

 何を言いたいかというと、パネラー同士での意見の交換、つまりは議論がなされていないということです。 そこが不満足ですし、何といっても素晴らしい人が集まっているのにそこで議論が展開しないというのは何とももったいないことです。

 もっとパネラー同士で質問をしたり、自分の意見を言ったりして聞いている聴衆をうならせるくらいの白熱した議論が欲しいところです。 そうなるためにはパネラーの人選もあるでしょうし、意識的に主催者が避けているのかもしれません。

 質疑応答はパネラーと聴衆との間で交わされればいい、そこに他のパネラーが補足意見を言ったりすればいいということなのでしょうか。 何にしてももったいないと思います。折角いろんな分野の専門家が一堂に会しているというのに、パネラー同士の議論等がない、少ないのは残念です。

 でも会場によっては盛んに議論がなされたところも当然あるのだろうと思います。 少なくとも若い人たちがいろんなところで積極的に意見を発表したりしていましたので、その点は成功だったのではないでしょうか。 やはり若者に前向きに取り組んでもらわないと世の中はうまくいきませんし、よくなりません。 若い人たちがまず動いて、高齢者を大人を真子混んでいくという形がいたるところでたくさん出てきたらいいなと思います。

 

 第3回国連防災世界会議に合わせて東北大学付属図書館でも、展示会を開いていました。総合フォーラムの会場(萩ホール)の向かいに付属図書館がありますので、時間調整で入ってみました。 こういう珍しいものを展示していました。

 普段は写真撮影はできないと思うのですが、その日はフラッシュをたかなければ撮影OKでしたので、これは嬉しいやりかたです。

 

 Karl Marx の署名入りです。

                    

 

                      

 カール・マルクスといえば何と言っても「共産党宣言」が有名ですが、45年以上も前の学生時代に、初めて接したドイツ語で、ドイツ語の共産党宣言を読みおえたときは本当にヤッタ~と思いましたね。嬉しかったです。

 

 これは何だと思いますか?

 

 ロビンソンクルーソーです。 ロビンソン漂流記です。 安政4年に出ているのですね。

                  

 

 

 ではこれは何でしょうか?

          

 

 嘉永7年といえば家のお墓が建てられた年かな。

               

 

 これはあまりにも有名ですね。

 

 解体新書 です。

           

  

 その他のものはいずれご覧に入れたいと思っています。


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