このレコードが'72年に発売された時、吉田拓郎はすでにCBSソニーに移籍しており、「結婚しようよ」「旅の宿」等のスマッシュヒットを飛ばし、その地位を固めつつあるところであった。その拓郎人気に便乗する形で、それ以前のライヴ音源を持っていたエレック・レコードが、拓郎本人の許可を得ず勝手に発売してしまったのが、この「たくろうオン・ステージ第2集」である。そして拓郎サイドのクレームにより、このアルバムは10万枚限定という形で発売されたとのこと。

内容的には、海賊盤等によくあるキワモノ的な要素は少なく、「祭りのあと」の原曲となった「ゆうべの夢」や、所ジョージもカバーした「恋の歌」など、黎明期の拓郎の姿を伺い知ることができて、むしろなかなか聴き所の多いLPである。
前述の販売上のゴタゴタがあった経緯から、このアルバムは未だCD化されていない。私もなんとかしてこのLPを自家製CDにしてみたいと思うのだが・・・

内容的には、海賊盤等によくあるキワモノ的な要素は少なく、「祭りのあと」の原曲となった「ゆうべの夢」や、所ジョージもカバーした「恋の歌」など、黎明期の拓郎の姿を伺い知ることができて、むしろなかなか聴き所の多いLPである。
前述の販売上のゴタゴタがあった経緯から、このアルバムは未だCD化されていない。私もなんとかしてこのLPを自家製CDにしてみたいと思うのだが・・・