昨日のF1ヨーロッパグランプリは、ファイナルラップでトップを走っていたマクラーレンのライコネンのフロントサスペンションが壮絶に破損し、それまで2位のアロンソが逆転勝利を収めた。
思うに、今年のF1の「タイヤ交換無しルール」は危険すぎるのではなかろうか。今回は幸いにして誰にも怪我はなかったが、あれは一歩間違えたら大惨事になっていた可能性がある。ライコネンのタイヤが不調なのは、数周前から明らかで、これまでのルールなら当然タイヤを替えて何も事故は起きなかったはずだ。折れたサスペンションアームやタイヤがドライバーの頭に当たったらどうするのだ!また、コントロールを失ったマシンが他のドライバーの車を巻き込む可能性だってあったのだ。現にBARのバトンは間一髪で接触をまぬがれていた。
地上波の解説のK藤M彦氏は「いやあーこういうことがあるから、今年のレギュレーションはまったくレースの最後まで目が離せませんねぇ」などとお気楽なコメントをしていたが、これがレースの現場にいた人間の出すコメントとは到底思えない。何よりも大事なのはドライバーやレース関係者・観客等の生命ではなかろうか。
93年以前のレギュレーションは「給油無し・タイヤ交換あり」だったが、この時代のF1は決して退屈ではなかった。FIAには大きな事故が起こる前に、早急にタイヤと給油のレギュレーションを見直してもらいたい。
思うに、今年のF1の「タイヤ交換無しルール」は危険すぎるのではなかろうか。今回は幸いにして誰にも怪我はなかったが、あれは一歩間違えたら大惨事になっていた可能性がある。ライコネンのタイヤが不調なのは、数周前から明らかで、これまでのルールなら当然タイヤを替えて何も事故は起きなかったはずだ。折れたサスペンションアームやタイヤがドライバーの頭に当たったらどうするのだ!また、コントロールを失ったマシンが他のドライバーの車を巻き込む可能性だってあったのだ。現にBARのバトンは間一髪で接触をまぬがれていた。
地上波の解説のK藤M彦氏は「いやあーこういうことがあるから、今年のレギュレーションはまったくレースの最後まで目が離せませんねぇ」などとお気楽なコメントをしていたが、これがレースの現場にいた人間の出すコメントとは到底思えない。何よりも大事なのはドライバーやレース関係者・観客等の生命ではなかろうか。
93年以前のレギュレーションは「給油無し・タイヤ交換あり」だったが、この時代のF1は決して退屈ではなかった。FIAには大きな事故が起こる前に、早急にタイヤと給油のレギュレーションを見直してもらいたい。