
スーパーで珍しくクジラの刺身を売っており、1パック300円とお手ごろな価格だったので、妻に買ってくれないかとお願いしたところ、妻の給料日直後だったこともあり、その日の夜食はなんと手巻き寿司となった。
手巻き寿司のイイ所は、好みのネタを、好きなだけ、たらふく喰えることである。外に出て食べる寿司と違って、ビール(発泡酒)は飲み放題だし、帰りの時間も、フトコロ具合等を気にすることもなく、落ち着いた気分で食を堪能できる。
我が家ではいつも大体買うネタは決まっている。マグロ・サケ・イカ(+納豆)・ネギトロ・アボカドが定番で、「r」の付く月にはこれにカキが加わる。
今回のスペシャルゲストはクジラである。加えて、我が家の畑で栽培しているワサビを薬味に添えてみました。これがまたイイんだよね。すりおろしている時は目と鼻にツンツン来て、もうタイヘンであります。
アボカドは、10年くらい前から、我々夫婦はよく酒のつまみにワサビ醤油をつけていただいていた。まさにその食感は「プアマンズあん肝」である。買う時は皮が緑色のモノではなく紫~黒っぽくなったものを購入し、その日のうちに食しましょう。
カキにはやはり三杯酢が良く似合う。焼きガキなんかも美味しいが、私は生食派である。幸いにしてこれまでの人生のなかで生ガキで「当たった」ことは無い。
さて、たらふく喰って満足感に浸っている時に、テレビでこんなコトを言っていた。「海底火山の爆発の影響で亜鉛や水銀等に汚染されたプランクトンが、マグロなど食物連鎖の最上位にいる魚には、濃縮されて蓄積されているので、大変危険なんです・・・」と!今更そんなこと言われても、マグロもクジラも美味しく完食しちゃいました。