久しぶりに食べたラーメンは、我が家のイチオシの店である「拓味」の塩ラーメン(630円)であった。この透明感あふれる地鶏スープと、ツルツル感のある北海道熊さんの麺がマッチして、やはり素晴らしい。見た目はあっさり系にみえるこのスープだが、しっかりとニンニクとゴマの香りが鼻腔をくすぐり、私をシアワセな気分にさせてくれる。
で、この店の偉いところは、どんなに混んでいても、席に着いてしまえば、ラーメンが出てくるまでそんなに待たせないところである。人気店といわれるラーメン屋の中には、一見混んでいるようでいて、実は客の回転が悪いだけだったりする店も実際にあるのだが、この「拓味」はそうではない。ホントに秘境の一流店なのだ。暑い夏が待ち遠しい。そして、それは「拓味のつけ麺」がウマい季節なのだヨ。