獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

今日は試乗三昧

2006年06月17日 | CARS&F1
 さて、本日はいつもの試乗仲間であるニータ有恒氏&尾車親方と、取材がてら、クルマの試乗に向かった。最近我々も面が割れてきて、冷やかしであることが見透かされ、取材もやりにくいことこの上ないのだが、ま、細かいことは気にせずに、今日も楽しませてもらった。
   
 まず向かったのはスバル(※注:その日の時間と行程の都合上、私が愛車を購入した店ではありません)である。ビックマイナーチェンジを施したレガシィの進化の度合を、現スバリストである私は確認せずには居られなかったのだ。
 試乗車は、私の愛車であるBPレガシィ2.0iの進化形、D型のATモデルであった。実際、左折を4回繰り返すだけのチョイ乗りでの試乗では、走りの面で私の持つC型レガシィ2.0iとの違いは、ほとんど分からなかった。例の「SI-DRIVE」も装備されておらず、大きな変革のないグレードですからネ。また、全グレードに共通することとしては、シートの形状に手が入れられ、乗降性を良くするためにサイドのサポートが削られている。シートの出来に関しては、長距離走行をしてみないと是非はわからないので、評価は保留します。
    
 ただし、明らかに違って、進歩していたのは、オーディオの音質であった。FM放送でも、その音のみずみずしさの違いは明白だった。うーむ、嬉しいような悲しいような・・・で、かつて灰皿のあったスペースは、あまり実用的ではないと思われる小物入れに変貌していたのだった。
   

 続いて、我々の俎上に上げたのは、最近進捗著しいスズキの生んだ「スイフトスポーツ」であった。私が乗ってみての感想としては、「なんと素晴らしいクルマ!」である。ラフなアクセルのON-OFFでもパワートレーンがギクシャクすることも無く、極めてキビキビと走る。ただし、レガシィ2.0iに乗ったすぐ後だっただけに、足回りのしなやかさは、一歩譲る感じではあった。
   
 とはいえ、価格から考えると実にコストパフォーマンス高く、上出来なクルマといえると私は思った。だが、辛口な尾車親方曰く「ちょっとエンジンの官能性が足りないネ。ホンダのVTECとは比べるべくもないし、運転しての面白さでは私の106にまだまだ及ばないネ。」とかなり手厳しい評価。とはいえ、私はこのクルマは、やはり相当いいクルマであると考える。と同時に、レガシィの最底辺モデルである「2.0i」の完成度の高さを実感した瞬間でもあったのだった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユーノス・ロードスターの限定車たち(3)

2006年06月17日 | カタログ倉庫

 マツダは'89年に発表したユーノス・ロードスターの改良を弛めることなく続け、'95年8月には軽量フライホイールを採用し、ファイナルギヤレシオを4.3に低めるなどの改良を施し「1800シリーズ2」(いわゆる「グリーンバッジ」)に進化する。
 今回は、その「グリーンバッジ」の限定車を取り上げてみよう。


   VRリミテッド('95年12月発表)
   
   
 2種類のコンビネーションの魅惑的なカラーに彩られた限定車である。
 特別塗装色のボディカラー&幌の組み合わせに、シートはそれぞれレザーシートとなる。
 特別装備として、ビルシュタインのダンパー・ポテンザの50タイヤ&15インチアルミホイールを装着。
 極めてシックなルックスの2台なのだが、不思議なことに、快適装備であるはずのエアコン・オーディオ&スピーカーは標準装着されず、ショップオプション扱いとなる。
 見た目の車両価格を安くみせるためだったのかもしれないが・・・

   

   VRリミテッド Combination A(限定700台)
   
 「アールヴァンレッドマイカ」の塗装色にタンの幌を組み合わせ、シートはトープの本革となる。
 いやあ、この「アズキ色」のボディカラーは最高ですな!ロードスターには、こういう色もとてもよく似合う。

   VRリミテッド Combination B(限定800台)
   
 なんといっても、この「エクセレントグリーンマイカ」の塗装色にダークグリーンの幌との組み合わせが、タマりません。
 塗装色と幌のカラーリングの組み合わせの違いだけで、「欲しい!」と思わせる、稀有な存在のクルマがロードスターであった。


   R2リミテッド/B2リミテッド('96年12月発表)
   

   R2リミテッド(限定500台)
   
 シャストホワイトのボディカラーにレッドの本革シートのイキな彩。
 クールなアルミ製シフトノブ/パーキングブレーキレバー/シフトプレート。
 そして、高性能「ポテンザRE010」50タイヤ+5本スポーク15インチアルミホイールが、走りのキレをさらに際立たせる。
 R2とは「レーシー&レッド」を意味する。(以上カタログより抜粋)

   
   
   B2リミテッド(限定1000台)
   
 専用ボディカラーのトワイライトブルーと紺色の幌。その深い色合いに映える、パフ仕上げアルミホイールとクロームメッキドアミラー。
 CDプレーヤーを特別装備したハイグレードオーディオシステム。
 B2とは「ブルー&ブライト」を意味する。(こちらもカタログより抜粋)

   
   


 今回取り上げた4種の限定車の実車を私は見たことがないが、何台かは今もこの日本のどこかで、きっと元気で走っていることであろう。
 そして、そのオーナーはきっと幸せをかみしめて走っているに違いない。羨ましい限りですネ。


 なお、資料によると、'97年8月には、NAロードスター最後の限定車となる「SRリミテッド」(限定700台)が発表されましたが、残念ながらコレのカタログは我が家に現存してませんでした・・・
 数あるNAロードスターの限定車のうちで、一番最初の「Jリミテッド」と一番最後の「SRリミテッド」のカタログが無いというのが、画竜点睛を欠くというか、はなはだ口惜しい私です。

      

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャロ君写真館 ’08.12.1~’10.11.28

チャロ君写真館 ’10.12.18~’11.12.24

チャロ君写真館 ’12.01.01~’12.12.24

チャロ君写真館 ’13.01.01~’13.12.29

チャロ君写真館 ’14.01.01~’14.12.27

チャロ君写真館 ’15.01.01~’15.12.27

Waterlogueチャロ君

チャロ君写真館 ’16.01.01~’16.06.25

チャロ君写真館 ’16.07.29~’16.12.28

チャロ君写真館 ’17.01.01~’17.12.21

チャロ君写真館 2018

チャロ君写真館 ’19.01.01~’19.09.07

チャロ君写真館 ’19.09.22~’19.12.31

チャロ君写真館 ’20.01.01~’20.04.27

チャロ君写真館 ’20.05.01~’20.08.26

チャロ君写真館 ’20.09.02~’20.12.31

チャロ君写真館 ’21.01.02~’21.07.21

チャロ君写真館 ’21.09.02~’21.12.31

チャロ君写真館 ’22.01.01~’22.04.30