今年で私がF1の開幕戦を見るのは18回目となる。セナ・プロスト・マンセル・ピケの時代と較べると、やはり現代のドライバーはやや小粒になった感はあるが、マイケルが抜けた後の今年のF1も、結構面白くなりそうな予感がする。
どうやらフェラーリの速さは別格のようだ。それよりも、やはり、ハミルトンには驚きである。若くしてマクラーレンのレギュラードライバーに抜擢されただけのことはある。最後のピットインまできっぱりとアロンソを抑え続けたのは大したものだ。彼がアロンソに勝ってもおかしくないレースだったと思う。
スーパーアグリは、ひょっとしたら今年はポイント獲得が期待できるかも・・・佐藤琢磨の熱い走りを地上波の画面で手に汗を握りながら、堪能したいものだ。
その一方、本家ホンダワークスチームは、地味であった。ココが速くなって来ないと、やはりもう一つ盛り上がりに欠ける。シーズン中盤頃までになんとか立て直してほしいものだが・・・バリケロも、(額は別として)昔の輝きが無くなって、なんだか目立たなくなってしまった。
ルノーは、カラーリングが良くないネ。なんだかマシンがあまり速そうに見えない。フィジケラが、また、バリケロ同様に地味になってしまったのが残念である。
個人的には、フェラーリのライコネンvsマッサ、マクラーレンのアロンソvsハミルトン、このチームメイト同士の対決に着目したい。
それと、富士で行われる日本グランプリがどのようになるのか・・・そこも気になりますネ。