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プロ野球クライマックスシリーズで、日本ハムファイターズが、ロッテマリーンズとの死闘の末、日本シリーズ進出を決めてくれた。小笠原選手と新庄選手を失ったファイターズが、今年もここまでやってくれるなんて、今年の4月時点ではまったく信じられなかったが、いやあ、よくやってくれた。
「パ・リーグ優勝」は決定していたとはいえ、やはりクライマックスシリーズで勝ってくれないうちは、なんとも手放しでは喜べないモヤモヤした気分でいた私だった。だが、これで、ようやく枕を高くして床につけるようになった。
昨年の「シンジレラレナ~イ!」から、今年は「シンジテマシタ~!」。この言葉は、ヒルマン監督が、今年のキャンプの時点からの思考の末、つい先日決めた言葉とのこと。いやあ、こういうお茶目な監督を今年限りで失うのは惜しい。だが、次の監督の梨田昌孝氏も、私的にはなかなか好みのタイプなので、日ハムのフロント陣の選球眼も悪くないナと思っている。
やはり、昨日の試合はセギノール選手に尽きますネ。このシリーズではあまり当たりが出ていなかった彼だが、昨日のホームランで5戦分の働きをしたと私は評価する。彼を辛抱強く使い続けたヒルマン采配も、もちろん見逃せないポイントである。
日本シリーズの相手は中日と巨人のどちらになるのだろう。私はオチアイ好きなので、中日を応援しているのだが、「小笠原選手が寝返った読売巨人軍」を駆逐するファイターズを見てみたいという思いも強い。昨日の北海道地区の日本ハムvsロッテの試合の平均視聴率は34.3%だったという(ちなみに巨人vs中日は5.9%)。ともあれ、日本シリーズが楽しみだ。