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31年ぶりに富士スピードウェイで開催されたF1日本グランプリ。色々と課題を残したようだが、テレビで観戦している分にはなかなか楽しかった。ひどい雨の中のレースで、私は「このままセーフティーカー先導のままでレースが終了するのではなかろうか」と恐れおののいていたのだが、セーフティーカーが引っ込んだ後は、なかなかスリリングな展開で楽しめた。特に、フェラーリ勢には楽しませてもらいました。
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この難しいコンディションを、淡々と走りきったように見えるが、やはりハミルトンには驚きだ。アロンソとの戦いぶりは、ホント、かつての「セナ・プロ」時代を彷彿とさせる。とりわけ、アロンソがウェットレースにイマイチ弱いあたりなんか、まるでプロストのようだし、勝つ時はポール・トゥ・ウィンのハミルトンは、やはりセナを思わせる。いや、1年目からのこの活躍ぶりは、セナ以上かも・・・
ホンダは、残念でした。特に、バリケロ。彼はウェットコンディションには強いドライバーのはずで、今回こそはポイント獲得なると期待していたのだが・・・彼も、そろそろ潮時かもしれませんネ。