昨日の中国GPも、荒れた天候のイタズラとはいえ、面白かった。前半飛ばしすぎたせいか、タイヤを使い切ってしまったハミルトンが、なんとピットイン時にミスをして力尽きるとは・・・やはり、まだ若いのね。
そして、このGPの3日間を通して速かったライコネンが優勝。これでワールドチャンピオンの行方は、ハミルトン・アロンソ・ライコネンの3名が最終戦までもつれ込んで雌雄を決することとなった。これは1986年のマンセル・ピケ・プロスト以来のことだそうで・・・
「現在の四天王」と「21年前の四天王」を比較すると、やはり現代の彼らはやや小粒になった感は否めないが、アロンソが26歳・ハミルトン22歳・ライコネン27歳・マッサ26歳と、みんなまだ若いのだ。これから暫くは彼らの時代が続きそうだ。
そして、忘れちゃいけないのが、セバスチャン・ベッテル20歳。前回の富士といい、今回の中国といい、雨の中での彼の走りは驚きである。今後が楽しみなドライバーがまた現れた。「シューマッハ以後」のF1は、群雄割拠で面白い。