
さて、クルマ好きの我々取材班は、プジョー308にも大いに興味があったので、カタログを入手すべくプジョーのお店に出かけた。
チョイ乗りの印象にしかならないが、近年のプジョー車の乗り心地は、実にスバル車と近いものがある。しなやかさの中に芯があるとでも申しましょうか。私好みのフィールであることは、言うまでも無い。乗ったグレードは308Cieloの4AT(税込車両本体価格345万円)。街乗り程度の走りでは電動パワステにも違和感は無い。ATも今どき「4速」なのではあるが、特に何の不満も感じなかった。
だが、307→308へのチェンジで、またこのクルマは大きくなってしまった。全幅は1,820mmと、昨今の欧州車の例に違わず、1.8mを超えた。札幌の幹線道路を走る分には特に難儀することも無かったが、雪で狭くなった冬道や、古いスーパーの駐車場でのパーキングではどうかなといったところ。ただし、私の友人で初代フリーランダー(やはり全幅は1.8mを超える)に乗っている方がいるが、彼曰く、「慣れれば何の矛盾も無い」とのことではある。
だが、やはり300万円を超えるその価格には、やはり躊躇してしまう。かつての「307スタイル」は200万円そこそこで買えたのだが・・・「プジョーの3シリーズ」はひとクラス上のクルマになってしまった。

で、私にとって嬉しいビッグニュースが。207のベーシックモデルに5MTが追加されていたのだ!税込車両本体価格は234万円。こちらもかつての206と較べれば、だいぶ高くなってしまった。だが、私が現実的に購入の対象にするならば、207の方になるであろう。ホントに買うかどうかは別ですが・・・