本日スケジュールが合致した我々取材班3名は、尾車親方氏の駆るプジョー106ラリーで、クルマのカタログ収集の旅へと出掛けた。
ドライバーズシートを真っ赤なスパルコ製のモノに換装した、氏の106ラリー。シートの脱着は、難儀しながらも全て自ら彼がこなしたという。クルマ好きの鏡ですネ。
リヤシート下に埋もれていたベルトのバックルを、なんとか発掘して、リヤシートにはニータ有恒氏がたたずむ。ベルトを装着すると、かなり右端に寄せられて、彼はかなり窮屈そうではあった。このクルマのリヤシートは一応3人掛けなのでそうなってしまうのだが、この写真を見る限りでは、ココに3人座るのは結構タイヘンそうではある。だが、それがかつてのラテンのコンパクトカーたるゆえん。真ん中に女性が座ってくれたなら、まさにラテン系のドライブとなって、きっと愉しいであろう。
その空調は、「外気導入⇔内気循環」の切り替えが省略され、エアコンも無いシンプルなモノ。だが、北海道においては、花粉症で無い限りは、窓を開けて走れば真夏でもなんとかなるのである。私が免許を取った20年ほど前は、エアコン付のクルマの方が珍しかった。だから、これでいいのだ。
さて、今回の珍道中の内訳は、明日以降、小出しに報告します。