街で見かけたレア車たち

　いつもの取材班３名で札幌市内を徘徊していると、普段めったにお目にかかれない「レア・カー」に何台か遭遇した。

　　　
　まずは、ディフェンダー。このクルマの初代モデルは１９４８年登場というから、このブランドはまさに今年還暦を迎えたのだ。排ガス規制の関係で、惜しくも数年前に正規輸入は中止されてしまったが、イギリス本国では、今なお現役でいる模様。老いてますます盛んですネ。

　　　　　
　そして、５ドアハッチのSUV風味のカルト・カーを発見！私は、初めて見るこのクルマの名前が何だか分からなかったのだが、調べてみると「ダッジ・キャリバー」というのだそうだ。なにぶん、アメリカ車は不得意なもので・・・全長×全幅×全高は４，４２０ｍｍ×１，８００ｍｍ×１，５５０ｍｍ。２リッター直列４気筒エンジンを横に積むFF車。正直なところ、このクルマが一体何を狙っているのか、私には理解することができなかった。

　　　
　さらに、惜しくも日本市場から撤退してしまった欧州フォードの、じつに希少なクルマ「初代フォーカス３ドア」である。テールランプとリヤ＆サイドウインドゥの織り成す幾何学模様が美しい。この「RS」は正規輸入はされなかったらしく、並行輸入でごく僅かに日本に入ってきたうちの１台なのだ。
　
　　　
　おまけは、「草むらのヒーロー」と化した、「シトローエンBX」である・・・なんだか、非常にもったいなくて、ココロが痛む。合掌。