本日は、仕事で浜益への出張であった。昼食は国道231号線沿いの「みさき食堂」で摂ることに。
メニューは色々とあるのだが、ここはおごってくれるとの上司のお言葉に甘え、フラッグシップの「浜ラーメン」(1,100円!)を、表向きはやや遠慮しつつオーダー。
さてさて、噂には聞いていたこのラーメンだが、海産物がてんこもり!ヨダレが私の口吻からしたたり落ちた。
私の個人的な統計からいくと、こういった田舎のラーメンは麺の質感がイマイチなことが多いのだが、ここの麺はその茹で加減といい、ツルツル感といい、水準以上の出来栄えだった。ただ、若干麺自体の量が少なめに思えたのは、私が空腹だったからかもしれない。
そして、トッピングの海産物の数々!まずは、歯ごたえ充分の、イカ。
エビは、殻なしのモノと殻付きのモノが入っていた。殻付きのモノは、殻を取るのが面倒くさいので、私の場合は殻ごとムシャムシャといただく。
そして、コリコリ感の秀逸な、つぶ貝。
おお~っと、ホタテもでっかいぞ!プリプリで、実に美味。
ウニがザクザク入っているのが、これまた嬉しいではないか。ああ、恍惚のランチタイム。
私はこういった海産物ザクザクで値段の高いラーメンは、邪道だと今まで思っていた。だが、ココのラーメンは違う。海産物のエキスと溶きタマゴとが、この透明感あふれるシンプルな塩スープ(鶏ガラだと思っていたのだが、実は、意外なことに豚骨だった!)に溶け合って、三味一体となって私の胃壁を通じて脳髄を悦ばせてくれた。1,100円を自分で払って喰ってもいいと思わせる、素晴らしい出来の一品だった。