さて、一次会の後。中年男3人が向かったのは、円山裏参道にある「ハラガヘッタラ永坊」というラーメン屋であった。
実際、腹が減っているどころか満腹で酩酊状態だったのだが、ラーメンというヤツは別腹だ。呑んだ後だったので、気分的に「塩ラーメン」(650円)を私はチョイス。
麺は旭川系と思われるが、ウェーブが強めでスープによく絡む。加えて、そのもっちりとした食感が、とても秀逸。ウマい麺である。
「ボディーブロー系スープ」は、最初の一口以上に、飲み進むたびにじわじわと旨みが五臓六腑に染み渡っていくタイプのモノ。それは、健康と美容のためにスープを残そうと思っていた私の理性を、粉々に打ち砕いてしまった。当然のように完食である。個人的にはもっと丼が大きければと要望したいが、健康と美容のためにはあのくらいの量が適正なのだろう。いやあ、とても旨かった。