久々に、スーパーで「まぐろ目玉(加熱用)」を発見。250円だったので、即座に購入。
これをおつまみとすることに。
やはり、ホイル焼きにするのが、最も簡単な調理法であろう。
ホイルで包んで、250℃のオーブンで40分ほど焼けば出来上がりなのだ。なんとも簡単ですネ。
だが、焼き時間が若干足りなかったのか、やや生焼け状態・・・ま、おおむね火は通っている模様だったので、かまわずいただいた。「味ぽんMILD」をぶっかけてかぶりつく。
いやあ、生焼けだったせいなのか、DHAのせいなのか、どちらなのかは定かではないが、唇に残るネパネパ感が、なんともイイ感じであった。この醍醐味は、妻と娘たちにはおそらく理解できない、男の世界なのだ。
・・・だけど、やっぱ、もうちょっと焼くべきだったかもネ。
好天に恵まれた日曜日。私は一念発起して、健康と美容のために、「自転車でラーメンを喰いに行く」ことに決めた。9時40分に自宅を出発。
10時12分。つどーむ前を通過。
10時30分。第一の目的地である「らーめん豚骨黒王」に到着。
だが、開店まではまだ1時間もある。気負い過ぎて、家を出る時間が早すぎたようだ。
そこで、セカンドベストである、もう一軒のお店に向かうことに。
それは、「煮干らぁめん なかじま」。そこに着いたのは10時37分だった。
このお店には、駐車場が1台分しか無い。なので、自転車で訪れるには最適のお店と言えましょう。
開店時間は11時。23分間ただ待っているのもヒマなので、この空き時間を活用するため「プラージュ麻生店」で散髪することに。
散髪を終え、11時14分に再訪。手書きの暖簾が、ハートフルに私を出迎えてくれた。
このお店は、近年流行の「券売機先払い制」の料金システムである。
私が迷わず選択したのは「こいにぼ(醤油)」(650円)である。
「煮干スープが初めてのお客様はご遠慮ください」とそこには書かれていたが、やめろと言われると、そっちに行きたくなるのが、人情というものだろう。
11時21分。それは目前に。チャーシューとメンマとネギでフタをしたかのようなそのルックスに、私の胸は熱く高鳴った。
写真ではわかりづらいが、この麺はカップヌードルの麺のような、いわゆる「平麺」なのだ。
札幌でこのような麺のラーメンを出す店は珍しいというか、私は初体験であった。
この麺はツルツル感とシコシコ感に富み、スープとの絡み・相性がとても良い。作品全体としての完成度を高めている。
そして、主役の「煮干スープ」である。
「こいにぼ」というだけに、煮干の苦みが前面に出ているのかと思いきや、まったくそんなことは無かった。むしろ煮干の出汁というか旨みの部分だけが上手に抽出されているという印象。実にまろやかな味わい。
煮干が出しゃばり過ぎているという印象は皆無で、まさしくちょうどいい感じ。私にとってこの「こいにぼ」は、ストライクの魚だしスープだった。
でっかいメンマ。味付けは薄目で、歯ごたえは柔らかめ。だが、この煮干醤油スープとのマッチングはバツグン。
大きなチャーシューは柔らかいながらも、いわゆる「トロチャーシュー」ではなく、適度な噛みごたえを残している。これまたウマい。
そして11時29分、完食である。
この煮干スープ。油の膜が薄いため後半冷めてしまうが、その和風なお味自体はなかなかインプレッシヴで、まさにオンリー・ワン。
塩味や味噌味でこのスープの味わいがどのように変化するのか、ゼヒ確認してみたいと思う。
11時38分。帰路の途中にあったタバコ屋のベンチで、ちょっと一服。
12時18分。旧琴似川横のサイクリングロードを北に向かう。
そして12時56分に帰宅。健康になったような予感のする、ラーメンサイクリングであった。