獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

小樽クラシックカー博覧会2013

2013年09月04日 | CARS&F1

    
 海猫屋でのランチを愉しんだ後、尾車氏と私は「小樽市総合博物館」に赴いた。
 そこでは「第7回 小樽クラシックカー博覧会」が開催されていたのである。
 今回は、特に私の琴線に触れたクルマたちを、ホンの一部ですがご紹介しましょう。

    
 まず我々を出迎えてくれたのが、スーパーカーの面々だった。
 DMCデロリアン。ジウジアーロがデザインした、リアエンジンの2ドアクーペ。
 ガルウイングのドアを開けば、気分はまさに、バック・トゥ・ザ・フューチャー!
    

    
 ガルウイングドアといえば、忘れちゃいけないのが、このランボルギーニカウンタック。
 70年代後半のスーパーカーブームが、脳裏にありありと蘇る。
 スーパーカー消しゴム。いっぱい持ってたなぁ。捨てなきゃよかったなぁ・・・
    

    
 その血統を受け継ぐ、ディアブロ。
    
 デザイナーは、カウンタック同様に、ガンディーニ。
    

    
 そして、ズラリと並んだフェラーリたち。

    
 412。フェラーリでは珍しい、4シーターグランツーリスモである。
    

    
 艶やかに美しい348。この、紺色が、意外なくらいに似合っている。
    

    
 そして、イタリア語で「赤い頭」を意味するテスタロッサ。その車幅は1970mm!
    

    
 ランチア・デルタ HF インテグラーレ 16v エボルツィオーネ ラリーカー。
 マルティーニカラーが、目に眩しいくらいに、鮮烈だ。
    

    
 その後で、このマツダオート3輪を見ると、なんだか気分がほのぼのとなる。

    
 マリンブルーが鮮やかな、ホンダS800。通称「エスハチ」。
 赤のイメージが強いこのクルマ。オリジナルカラーではないのかも知れないが、かつて乗っていたユーノス・ロードスターを思い出し、胸がキュンとした。

    
 忘れちゃいけない国産ライトウェイトのもう一つの雄。トヨタスポーツ800。通称「ヨタハチ」。
 なんだか、出目金みたいで、かわいいですネ。   
    

    
 元祖ブリティッシュ・ライトウェイト・スポーツたる、ロータス・エラン。
 ドアの開口部までもが、おしゃれなデザインだ。
    

    
 パブリカ。スターレット~ヴィッツへと連なる、トヨタコンパクトカーの源流。
 ヨタハチのベースとなったクルマでもある。

    
 ベレットGT。日本で初めて「GT=グランツーリスモ」を名乗ったモデルなのだそうだ。
    

    
 フローリアンは、15年もの長期にわたって、フルモデルチェンジせずに生産されたという。
 いすゞらしい、長寿車である。
    

       
    
 カローラ・スプリンターと、AE86トレノの後ろ姿。
 そのルーフラインに、やはり血統を感じてしまう。

    
 加えて、小西自動車チューンのTE27レビン!

    
 「最後のFRスターレット」、KP61。
 後輪駆動の挙動を知るドライビング練習車として、ピカイチの存在だったと言われてますネ。

    
 流麗なスタイルの、カペラ・ロータリークーペ。

    
 ギャランFTOは、GTOの弟分。

    
 レオーネ・ツーリングワゴンのグラッシーなキャビンは、まさに「レガシィへの予感」といった風情。
    

    
 角目の、「クジラクラウン」ハードトップ。
    

    
 そして、その流れを受け継ぐ、2代目ソアラ。

    
 その対抗馬たる、2代目レパード。
 これは、いわゆる「あぶ刑事仕様」なのだそうだ。

    
    
 BMW6シリーズは、美しいクーペだった。故・坂口良子さんの愛車は、ワインレッドのこのクルマだったのだ。
 このフロントエンドの処理を、初代ディアマンテは、上手く取り入れてましたネ。

    
 マスタングは、今も昔も、愛好家の多いクルマである。

    
 この型のシルビアは、中学生時代、憧れのクルマでした。

    
 セドリック(グロリア?)のタクシーも、昔はよく見かけたのだが・・・

    
    
    
    
    
 フランス車4台の揃い踏み。シトローエンBX2台・GS・そしてプジョー505。
 次の週末に千歳で開催される「フレンチ・ブルー・ピクニック」。見に行きたいのだが、行けるかなぁ・・・

    
 ジムニー・ピックアップトラックは、国内販売台数321台と、意外にもレアなクルマなのだ。

    
 そして、街で見かけることはまず無いであろう、このクルマ!
    
 シュタイアー・ダイムラー・プフのハンフリンガー700APLT!
    
 一見では、3ペダルがどこにあるのか、さっぱり分からない。
    
 しかも、エンジンは、リア!いやあ、まったくもって、希少なカルト・カーといえましょう。

    
 ウインチ付きの三菱ジープには、働く男の逞しさが宿っている。

    
 そして、サビだらけになりながらも稼働し続けるハイラックスには、男の哀愁が漂っている。

    
 ホンダ1300クーペのフロントマスクには、インテグラへと続く血統を感じる。

    
 シティ&モトコンポは、最強の組み合わせ。その機動性で、どこへでも潜り込めそうだ。

    
 マーチ・ターボは、元気印のやんちゃな1台。

    
 幾星霜を経ても、色褪せないスタイル。初代ビートルは、偉大なクルマである。

    
 RRといえば、忘れちゃいけないのが、このスバルR2。
 この時代は、FFよりも、RRが実用車の記号だったのだ。
    

    
 ロングノーズが、スポーツカーの記号。フェアレディZ。
    
 そのGノーズは、滑らかで低く、美しい。
    
 「NAPS」とは、排ガス規制対応デバイスの略称である。

    
 セミ・リトラクタブルライトの、3代目フェアレディZ。姉の彼氏が、コレに乗っていたっけなぁ・・・

    
 私が小学生の頃に愛したクルマ。それが、丸目時代のスカイライン・ジャパンだった。
    
 「GT-ES」はスポーティグレード。いわゆる「赤バッジ」のGTなのだ。
   

    
 「ポール・ニューマンバージョン」のR30スカイライン。
 インテリアが特別で、実は、けっこう好きなクルマだった。
    

    
 ををっ、ロータスセブン?と思いきや・・・
    
 正解は、ミツオカ・ゼロワンであった。ベース車は、ユーノス・ロードスターなのだそうで・・・

    
 スバル360ヤングSS。その真っ赤なボディは、まさにてんとう虫!    
    

    
 フィアット500も、エバーグリーンな1台ですネ。

    
 なにかドクロを思わせる様相の、ブルーバードU2000GTX。

    
 バイオレット・ハードトップ。
 バイオレットといえば、アカツキ交通を思い出す・・・そんなアナタは、古くからの札幌市民ですネ。   

    
    
 コロナ・ハードトップは、意外にも現存率の高いクルマである。トヨタ車の信頼性ゆえなのか・・・

    
 初代FFコロナ。そのグレードは、なんと「2.0GT-R」!

    
 こちらは最後のFRカリーナ。ツインカム・ターボで武装した「GT-TR」である。

    
 そして、和製マスタングこと、初代セリカ。
    
 う~ん、マスタングだなぁ(^_^;)

    
 空力ボディを纏う2代目セリカは、今見てもなかなかカッコいい。
 トヨタが時折放つ、「攻めのスタイリング」のクルマである。

    
 そして、セリカ4ドアとしてデビューを果たした、初代カムリ。
 まあ、実質、当時のカリーナとほぼ同じクルマと言えましょう。

    
 セリカXX&スープラ。現代、こういった存在のクルマがほぼ絶滅してしまったことが、実に淋しい。

    
 これは、日本に1台だけの、組み立て式オート3輪。

    
 クランクを回してエンジンを掛ける、ダットサン1000。
    
 いやあ、クルマは、本当に文化だなあと、しみじみ思う。
 クラシック・カーは、まことに面白い。クラシック冷蔵庫とか電子レンジとか洗濯機とかも、一堂に会すればそれはそれで面白いのかもしれないが、クルマ以上に、愛着というか思い入れの湧く機械というのは、おそらく存在しないと思われる。
 20年後には、ウチのレガシィで、こういったイベントに参加したいものである。
    

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