圧倒的にメルセデス勢が強かった、2014年のF1。
19戦中11勝のハミルトンが、順当にチャンプとなった。
クイズ番組みたいな「ダブルポイント」のために、ロズベルグが「6勝だけどチャンピオン」となる可能性もあった、この最終戦。
最終戦ダブルポイントルールは、今年限りにしていただきたいと、心から願う。
今年のベッテルの不調は、信じがたいものであった。
昨年13勝の王者が、今年は0勝。
しかも、チームメイトのリカルドは、同じマシンで3勝を挙げている。
ベッテルがチームメイトにここまで完璧に負けたのは、初めてのことだ。
そんなに、レスダウンフォースのマシンは、彼に合っていなかったのだろうか。
来年フェラーリで、彼がどこまで復活するか。私の一番の着目点は、そこである。