クリスマスだが、案の定、妻子たちはそれぞれの用事で、帰りが遅かった。
なので、おひとりさまレトルトディナー。
長女が函館に合宿に行った時におみやげとして買ってきてくれた「五島軒 究極の函館カレー」をいただいた。
「五島軒」とは、創業明治12年の、老舗レストラン。
「ビーフ」ではなく、「SPFポーク」を使用しているのが、インポータントなポイントである。
原材料での着目は、やはり「りんご」「にんにく」「バナナ」「生姜」のカルテット。
レトルトパックの意匠も、そんじょそこらの激安カレーとは異なり、丁寧なデザインなのだ。
さて、実食。
予想以上に具がしっかりと大きく、これは嬉しいサプライズ。
そのルーは、辛さにまろやかさががっぷり四つに組み合わさって、寄り切ったようなテイスト!
自作でこのレベルのカレーを作るのは、なかなか困難でありましょう。
まさに気分は、文明開化である。
SPFポークが、噛みごたえがありながらもほぐれるような旨さで、これまたデリーシャス!
胃袋は淋しくない、おひとりさまディナーであった。