その日の朝8時頃。
私は窓を開けて、レガシィ2.0i(5MT)を走らせていた。
そうすると、なにか、「チュンチュンチュン・・・」と、鳥の鳴くような音が聞こえてきた。
そして信号で止まると、その鳥は鳴きやんだ。
だがしかし、クルマを発進させると、再び「チュンチュンチュンチュン・・・」。
もしや!と思い、私は脇道の路肩にクルマを止め、タイヤをチェック。
ををっ、やはり・・・
右後輪の、バーストである。
このまま走り続けると、タイヤもホイールもおじゃんになってしまう。
なので、粛々とかつ迅速に、テンパーのスペアタイヤに交換。
マイレガシィにスペアタイヤを装着するのは、’08年10月そして同年12月に続き、これが3回目。
こういうコトが起こり得るから、私は近年の「パンク修理キット搭載→スペアタイヤ廃止」の流れに、反対なのである。
どうやら、ココに、なにか刺さったらしい。
ううむ。走行中に変なモノを踏んだ覚えはないのだが・・・
とりあえずパンクしたタイヤをラゲッジに積み、有人のガソリンスタンドor修理工場を探す。
そして9時半前。
開いている修理工場を見つけ、そこに駆け込んだのである。
この工場は、朝から、かなり賑わっていた。
出してくれたコーヒーをいただき、そこにあった「財界さっぽろ」を読みながら、待つこと50分。
幸いなことに、パンクしたタイヤは、見事に修復された。
だがしかし、修理工場のサービスマン氏曰く、「かなり旧いタイヤなので、そろそろ買い替えを考えた方がいいかもしれないですね」とのこと。
2009年に購入し、今年で8シーズン目のご奉公となる、ブリヂストン「エコピアEP100」。
薄々気づいてはいたのだが、やはり、経年劣化は避けられなかったのだろう。
溝はまだ、しっかりと残っているのだが。ううっ。
とはいえ、嬉しいことに。
パンク修理費用は望外にお安く、なんと税込1,620円で済んだ。嗚呼、ありがたや、ありがたや。
そしてこの日から、「マイレガシィのサマータイヤ選び」が、スタートを切ったのである。以下次号。