妻・次女・私の3名で「茂ラーメン」でのランチ。
12時01分にそこに到着した。
ご覧のとおりの、雑多なメニューたち!
このトリッキーさが、私のハートを、ぎゅっと握りしめて離さないのだ。
首尾よくテーブル席に、着席。
私は以前から着目していた「牛ホルラーメン」(850円)をチョイス。
妻は「茂ミソ牛乳ラーメン」(800円)を、次女は「チャシューメン」(900円)を、それぞれ注文した。
そして12時19分。
ホルモンマウンテンのそれと、ご対面である。
適正な茹で加減の森住の麺は、もっちりで、なおかつぷりっと、ウマい。
最近のラーメン店は、「のびている」と評されるのを恐れてか「固め」の茹で上げの傾向が強い。
だが、ここの麺の茹で加減は、まさに「適正」なのだ。
この「牛ホルラーメン」のスープは「正油味」。
だが、とんこつエキスの成せる技で、その色はまるで「味噌味」のようである。
とんこつの旨みがぎゅっと凝縮されたようなそれは、じつにまろやか。
チャーシューは小ぶりで、クラシカルな噛みごたえ。
味自体は、しっかりと沁みている。
「なると」ではなく「板わさ」をトッピングするのが、昔ながらの「茂流」である。
しっかりとスープに浸してからいただいた、ホルモン。
噛めば噛むほど、ウマさがじゅわっと口中を潤す。
12時29分。満足のうちに、完食。
妻子たちも、もちろん、喜んでいた。
「茂ラーメン」。
旧き良き昭和が、21世紀の今、ここに息づいている。
このお店が存在し、私の命ある限り、私はココに通い続けようと思う。
次回は「ミソレモン」か、それとも「魚醤」か、「豚皮」か、「激辛ホルモン」か・・・
ああ、気絶するほど悩ましい。