獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

「茂ラーメン」の「牛ホルラーメン」

2016年06月04日 | 麺’s倶楽部



 妻・次女・私の3名で「茂ラーメン」でのランチ。
 12時01分にそこに到着した。



 ご覧のとおりの、雑多なメニューたち!
 このトリッキーさが、私のハートを、ぎゅっと握りしめて離さないのだ。


 首尾よくテーブル席に、着席。
 私は以前から着目していた「牛ホルラーメン」(850円)をチョイス。
 妻は「茂ミソ牛乳ラーメン」(800円)を、次女は「チャシューメン」(900円)を、それぞれ注文した。


 そして12時19分。
 ホルモンマウンテンのそれと、ご対面である。


 適正な茹で加減の森住の麺は、もっちりで、なおかつぷりっと、ウマい。
 最近のラーメン店は、「のびている」と評されるのを恐れてか「固め」の茹で上げの傾向が強い。
 だが、ここの麺の茹で加減は、まさに「適正」なのだ。


 この「牛ホルラーメン」のスープは「正油味」。
 だが、とんこつエキスの成せる技で、その色はまるで「味噌味」のようである。
 とんこつの旨みがぎゅっと凝縮されたようなそれは、じつにまろやか。


 チャーシューは小ぶりで、クラシカルな噛みごたえ。
 味自体は、しっかりと沁みている。


 「なると」ではなく「板わさ」をトッピングするのが、昔ながらの「茂流」である。


 しっかりとスープに浸してからいただいた、ホルモン。
 噛めば噛むほど、ウマさがじゅわっと口中を潤す。


 12時29分。満足のうちに、完食。
 妻子たちも、もちろん、喜んでいた。


 「茂ラーメン」。
 旧き良き昭和が、21世紀の今、ここに息づいている。
 このお店が存在し、私の命ある限り、私はココに通い続けようと思う。
 次回は「ミソレモン」か、それとも「魚醤」か、「豚皮」か、「激辛ホルモン」か・・・
 ああ、気絶するほど悩ましい。

コメント
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