獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

D氏のVWポロ

2016年06月08日 | CARS&F1


 日曜日の「第5回ハチマルカーミーティング」には、D氏のVWポロで出掛けた。
 氏は数年前に、エルグランドから、このクルマに乗り替えていたのだ。
 「シーブルー」という名の、ソリッドの青が、美しい。


 そのグレードは、「TSIコンフォートライン ブルーモーション テクノロジー」。
 1.2リッター4気筒SOHCエンジンを、ターボで加給。
 いわゆるひとつの「ダウンサイジングエコエンジン」を、積んでいる。
 

 履くシューズは、ダンロップの「SP SPORT 01」。
 噂によると、「ハンドリング性能を際立たせる左右非対称パターンを採用。ドライ路面のみならず、排水機能を計算しつくしたパターンでウェット路面でも性能を発揮するタイヤ」なのだという。


 だがしかし、悲しいことに、私がマストと信じて疑わない「スペアタイヤ」は、未装着・・・(涙)


 フルトリムされていない後席ドア内側も、気にすれば、気になる点である。


 助手席の尾車氏が好みのポジションで腰かけた際のレッグルームは、このように、ややミニマム。
 このあたりは、スペースユーティリティを徹底して追求した国産コンパクトや軽自動車には、及ばない点である。
 だが、VWは、この部分については割り切っているのだろう。
 コストを費やすところについての考え方が、日本車とは違うのである。


 緻密なデザインの2連メーターに、シボの使い方が巧みなインストルメントパネル。



 ロータリー式スイッチで、左右のスポットランプ兼用となる、後席ルームランプ。


 そして、なによりも素晴らしいのが、その走りである。
 ロードノイズ遮断などの静粛性はそこそこながらも、コンパクトカーでありながらも、堅牢な安心感がある。
 固めのシートも、ロングドライブでは心地良く、疲れをまったく感じさせない。
 アスリートの筋肉のように、芯を残しながらもしなやかに凹凸を受け止める、その脚。
 やはり、出自が違うというか、目指すところが違うというか、漢であるとしか言いようが無い。
 ちなみに、今回の札幌~夕張間のグランドツーリングにて。写真を撮り忘れてしまったが、メーターパネル内の燃費計は、なんと22km/Lを示していた!

 このクルマが新車で200万円そこそこで買えるとは・・・
 あらためて、VWの底力を感じ、ココロが震えた、そんなホリデイであった。

コメント
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