この前の土曜日。
我々夫妻は、例によって、トンネウス沼を訪れた。
狙いはもちろん、飛ぶ宝石こと「カワセミ」さんである。
7時49分に、そこに到着。
7時59分。
まずはココでの「ブレッド&バター」的存在の、「マガモ♂エクリプス」くんに、ごあいさつ。
そして、8時ジャスト。
「いつもの木柱」の上にいたのは、「マガモ♀」ちゃん。
彼女はそこで、朝のラジオ体操に、いそしんでいた。
8時16分に沼上で発見したのは、「バン」ちゃん。
このコは、「幼鳥」というよりは、「ほとんどヒナ」の、かなり若い個体である。
元気に水草をついばんでいた。
蓮の葉の上に器用に登ると・・・
そこにいた親鳥に、「甘えのポーズ」を見せていた。
8時21分には、岸辺で羽繕いをするカモさんを発見。
本来「冬鳥」であるはずの「ヒドリガモ」ちゃんである。
早めにココに飛来したというよりは、おそらくは「越夏個体」と、思料される。
このコは、上のくちばしが欠損している。
なにかの事故に巻き込まれたのだろう。
そのため、夏季に北へ帰る体力がなかったので、トンネウス沼にとどまったのかもしれない。
本当に痛々しい姿だが、もう少しで、仲間が北方から渡って来る。
仲間に逢えるまで、なんとか頑張ってほしい。
8時23分には、「バン若鳥」さんを発見。
この子もまた、ひたすら水草を喰い漁り・・・
時おり「クルルッ!」と、鳴いていたのでありました。
そして、8時25分には蓮の葉のうえに乗り、
ひょいひょいと、そこを闊歩。
「クイナ科」に分類される鳥だけに、その脚は、意外に長いのだ。
そしてその指も、太くて長く、がっしりとしている。
水中にいる時のイメージと、陸に上がった時のイメージのギャップが、素晴らしい。
8時52分に出会ったのも、やっぱり、バンさん。
今年のトンネウス沼は、まさしく「バンの楽園」状態
この夏の猛暑が影響したのかどうかは、今のところ、謎である。
そして、8時53分。
ココの絶対王者であるハズの「アオサギ」さんは、なぜか背の高い草の間に、潜むように佇んでいた。
9時01分。
ようやく逢えた「エゾリス」ちゃんだったのだが・・・
この方ははにかみ屋さんで、私と視線を合わせることなく、走り去ってしまったのでありました
9時13分には、仲睦まじい「バンさん親子」を撮影。
思えば、昨年。
私がこの「バン」という鳥さんを初めて見た時は、「こんな鳥がいるのか}と、大いに驚愕し、感動したものだ。
このヒナちゃんたちの、健やかなる成長を、心より願う
そして、9時18分には、またまた「エゾリス」ちゃん。
このコは、なにやら「クルミ」らしきものを、発見した模様。
それを一度は手に取ってみたものの・・・
あまりお気に召さなかったのか、それを持ち帰ることはなく・・・
スタコラサッサと、陽光の中を駆け抜けて、どこかへ去って行ってしまったのでありました。
そして、結局、カワセミさんには会えぬまま。
我々夫妻は、スーパーに買い物に行くために、9時51分にココを退散することに。
この日は、カワセミさんとは、タイミングが合わなかった・・・む、無念
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