暑い毎日が続きますネ!昨日の夕食は、職場の同僚とともに「らぁめん道場黒帯」にて、汗をほとばしらせながらのラーメンであった。
前回の「ぢどりしお」はあまり私の好みのタイプでなかったため、今回選んだのは、ノーマル「しお」ラーメンとした。
私の記憶が確かならば、「ハルユタカ」使用の麺は「ぢどりしお」のみだったハズなのだが、今回食したノーマル「しお」の麺も、なにかハルユタカ使用っぽい、ややコシやモチモチ感に欠ける麺のように思えた。ただし、これは私の好みと合致していないというだけのことであって、この麺を「ヨイ!」という方もきっとおられるだろうし、それを否定するつもりもない(私らしくなく、やや歯切れが悪いですな・・・)。
で、麺はともかくとして、スープは相当イイ。「ぢどりしお」とは違ってやや白濁したスープは、脂の膜に守られて、麺が残り少なくなる頃でも、バシッと熱い。また、焦がしニンニクがアクセントとなり、水菜かミツバと思われる野菜がマッチ。そして、珍しい油揚げと、良質なダブルチャーシュー。このスープと具材には、相当惚れてしまいました。
当然のごとく、スープをただの一滴も残すことなく完食し、おおむね満足して私は帰宅した。テレビをつけると、そこには、胃ガンの手術を終え、退院した王監督の姿があった。そして、私は王さんの話す言葉を聞いて、アゴが外れそうになったものだ。
「私もラーメン屋の息子だったのですが、主治医が言うにはですねぇ。ラーメンっていうのが、最もカラダに悪いんですってねぇ・・・」
王さん!「ラーメンのスープは栄養満点で、残してはいけないものだ」と私に教えてくれたのはアナタだったのですよ!ラーメンスープを残した巨人軍の選手をそう言って叱り飛ばしたという伝説は、ウソだったのですか!あなたの伝記を読んで以降、私は、ラーメンのスープは残してはいけないものだと信じて生きてきたのに・・・
とはいえ、偉大なる王さんのこの言葉を聞いて、私も少し食生活を見直そうかと、気弱に、思う。