今夜は、冷蔵庫の片づけ。
ブロッコリーとペッコリーノ・チーズのパスタ(ブロッコリーとリンギーネをゆで、おろしたペッコリーノ・チーズをあわせる)
ミートソースとシェルパスタ
ルッコラとモッツァレーラ・チーズのサラダ
キュウリとカテージチーズのサラダ
嵯峨生馬、2004、『地域通貨』、NHK生活人新書。
2001年に何かのきっかけで『エンデの遺言』を購入し、ミヒャエル・エンデが利子がマイナスになるという地域通貨を発想していたことをしり、また、経済的行為が世界化する一方、コミュニティ再生のためのひとつの重要な基盤としての地域通貨というアイデアがコミュニティ・アイデンティティの活性化のために使えると思っていた。もっとも、その後、勉強不足だったのだが、先頃、手にしたこの本を読んで、さらに思いを強くしている。
この本では、著者の関わった渋谷駅近くの「アースデー・マネー」の地域通貨「r」を中心に、アメリカや日本の地域通貨の現状、今後の可能性についてまとめている。
私は、環境・農業・福祉・コミュニティ再生といったキーワードに密着している地域通貨が、さらに展開する可能性がないものかと考える。もちろん、「地域」が最重要のキーワードだが、企業活動やNPOとしての学校の活動がこれに結びつく可能性がないのだろうか。コミュニティ・アイデンティティに加えて、コーポレート・アイデンティティの強化につなげることができないであろうか。
また、著者も指摘している情報インフラとの連携の可能性も、非常に大きいと思う。インターネットという新たなコミュニティがどのように形成されるのか、ネット内の「ポイント」制度との連携が重要なポイントだろう。
ともあれ、いまだ思いつきの段階にすぎないのだが、もう少しに詰めていきたい。
2004-05-04 10:25:49 |
読書 |
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