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中華風茶碗蒸しのつもり(銀耳きくらげを水に戻しておく。なべに水を少々、乾燥えびを入れて戻す。豚ミンチ肉を加えて加熱火を通しておく。水で鍋ごと冷やす。全卵をといて、といたところに加える、塩、五香粉、唐辛子粉を加え、ねぎ三センチほどの小口切りにし手これに加える。なめこを加える。電子レンジで加熱する)
ほうれん草ともやしのナムル
2006-10-23 21:27:02
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白老「アイヌ民族博物館」「仙台藩白老元陣屋資料館」
白老ポロトコタンの「アイヌ民族博物館」は、ポロト湖畔に立てられて「チセ」(家?)が何軒かと、本館の展示からなっている。駐車場からは大きな熊の顔がかかった大きな土産物屋の中を通っていくような格好になっている。付属の店という訳ではなく、博物館の内部にもミュージアムショップがあり、アイヌ関係の書籍が充実している。
実は、一昨年にここをたずねたとき、この売店が引っかかって、コマーシャリズムが鼻についたのだが、今年は少し考えが変わった。それは、以下に述べるようなことがあったからなのだが、展示を見てから、何かみやげ物を買うというのは、決して悪くないと思う。文化本質論からすると木彫りの熊はどうか(伝統のものとはいえない)ということになるのかもしれないが、それもふくめて、いいと思う。
考えが変わった理由は、一時間に一回30分の「古式舞踊」のプログラムにおけるイントロを聞いてからだ。担当者の語りは、手慣れていてとてもスムーズ、聴衆とのやり取りがコミカルだ。しかし、かれの解説の勘所は、アイヌの人びとに対する人びとの理解を「ふつうのもの」にしたいという点だ。
本博物館は、アイヌの人びとによる運営が行われており、職員もアイヌの人びとだ。民族衣装を着ての解説なのだが、これは、あくまでも博物館職員の仕事の一部として服装を身につけているだけであると言う。熊送りの熊を飼っているかといって、民族衣装を着けて散歩させる訳でもない。薫製のサケがチセのいろりの上にかけられているのだが、その説明で、「このサケはどこから来たと思いますか」と聴衆に問いかける。「海」「川」という答えを待って、いや市場から買ってきたという。アイヌは昔のように海や川でサケをとって生きているのではないことを、さりげなく、ストレートにつたえる。繰り返し、皆さんと変わりませんよというメッセージが伝えられる。
この解説のあと、アイヌの歌や舞踊が披露される。あっという間の30分である。入場者は、園内を回る。しかし、アイヌの情報はかなり刷り込まれていて、帰りに館のミュージアムショップや館の外にある売店で、お土産をあさるということになる。
「仙台藩白老元陣屋資料館」 は「アイヌ民族博物館」から数キロ離れた町外れにある。江戸末期、幕末までの12年間、仙台藩が蝦夷支配の分担を求められて白老から東、国後、択捉までを含む、北海道南部の地域の守護を求められた。白老がいわば司令部だったのである。土塁が遺されており、その中に多くの建物が建てられていた。資料館は、仙台藩支配の歴史を展示している。
アイヌとの関係も当然あったのだが、あくまでも、仙台藩の視点で描かれている。たとえば「撫育」という言葉であり、また、アイヌとの実質的な交流があったであろうが、基本的に禁じられていたとかかれる。
この辺りの展示も、アイヌからの視点がどこかに欲しいと思う。白老町の人口は2万人ほど、そのうち、約一割はアイヌの血を引く人びとだという。そうだとすれば、町の施設である資料館の展示方法はもう少し考え直してもいいと思う。日本の北辺の守りに携わった仙台藩ではなく、役務を通じて現地のアイヌと交流した仙台藩である。もちろん、たくさんの記録はないかもしれないが、記録のなさも、ある意味重要な意味を持っているはずだ。
「アイヌ民族博物館」:
http://www.ainu-museum.or.jp/
「仙台藩白老元陣屋資料館」:
http://www.town.shiraoi.hokkaido.jp/ka/jinya/
2006-10-23 08:51:50
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