東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

カエルの卵塊を救出

2011年02月25日 | 生き物

 2月末ともなると、山のカエルが田んぼに降りてきて卵を産みはじめます。畑の様子を見たついでに、先週の雪や雨で水が張っていた田んぼを見に行きました。すると予想通りカエルが卵を産んでいました。去年も同じ頃に卵を産んでいました。しかし、今年は田んぼが干上がりかけておりカエルの卵は乾燥する直前でした。このままにしておくと、卵塊は乾燥して死滅してしまいます。

              干上がる直前のカエルの卵塊をスコップですくう


 せっかく生んだ卵が死滅するのをそのままにしておくのはとても忍びないので、その乾燥直前の卵塊をスコップですくいました。そして、水をたっぷりたたえている近くの冬水田んぼに移しました。何百個もある卵のうち半数でも生き残ればいいと思います。ちょっぴり善行をしたような良い気分になりました。おたまじゃくしになる3月上旬まで見守りたいと思います。

             水をたたえた冬水田んぼに卵塊を移す

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする