東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ニンニク畑の耕耘除草作業(2)

2011年02月28日 | 野菜:根菜

 耕耘除草したニンニク畑に寄って、除草の効果があったか,そしてニンニクを痛めていないか調べました。2月にも関わらず雑草が思いのほか伸びていましたので、遠目には除草の効果がそれほどないように見えます。しかし、畑の中に入ると一部の草は干草のようになっていました。雑草の種類を調べると7割がホトケノザでした。

             除草した畝と除草しない畝が縞模様になったニンニク畑


 普通除草と言うと、地上の草を刈り取ることを言います。しかし、耕耘除草は雑草と土を天地返しして草を枯らします。土が上になり乾燥することによって根が枯れ雑草を枯らします。草刈機のように地上部の雑草を切断するわけではないので枯れるには時間がかかります。途中雨が降ると雑草が生き残り除草効果が減ります。

       雑草と土が反転した畝          枯れる途中の雑草(ホトケノザ)
 

 このまま晴天が続けば雑草は少しずつ枯れると思います。肝心のニンニクを調べてみると耕耘除草の影響は全くありませんでした。近日中に除草しなかった畝を除草します。さらに、一週間後頃に再度耕耘除草すれば除草は完璧だと思います。なお、ニンニク間の除草は手やクワでするしかありません。

          左側は無除草の畝、葉が出たニンニク、右は耕耘除草した畝

コメント
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