24日に東京で積み込みした農業機械類が、27日早朝に山口県に到着しました。朝8時頃にコンテナ車から電話がありましたが、当初仰天しました。その理由は「農業機械類を下ろすためのユニック車はない。」との連絡でした。ユニック車がないとコンテナ車から300Kg以上の重さがある農業機械を荷降ろしできません。あわてていると、再度コンテナ車から電話があり「ユニック車は別会社から別ルートで来る。」とのことでした。やれやれ、ほっとしました。なお、コンテナ車は福岡の港から、ユニック車は周南市から来るとのこと。
道幅いっぱいにバックで入ったユニック車
コンテナ車が先に到着する見込みなので、国道188号線で待機してコンテナ車を待ちました。コンテナ車がやって来ると、私の家に向かって先導しました。巨大なコンテナ車が道を占有するため対向車は通れません。対向車が来るつど、その対向車にわき道にそれるように指示しました。家の前まで誘導して、ことなきを得ました。
コンテナ車の農機具を吊り上げ クレーンを操作するユニック車運転手
しばらくして、ユニック車が到着しました。その後、ユニック車とコンテナ車の両運転手と私の3人で農業機械類を荷降ろししました。コンテナ車、コンテナ車、船便など初めての経験ばかりです。家の引越しを含めても、これだけの量の荷物を積みおろししたことも初めてのことです。2時間ほどの作業で、昼前には全て牛舎前に降ろしました。荷降ろし後、それぞれの運転手に飲み物を飲んでいただき少し歓談しました。
牛舎前に、並べるように降ろした農機具類の一部
コンテナ車とユニック車が帰ると昼食をとりました。そして、疲れた体を休めるとためしばらく昼寝をしました。1時間ばかり休んだ後、親父と一緒に外に置いたままの農機具類を牛舎内に運び入れました。とても重い農機具ばかりですので、シャベル付きのトラクタで一つずつ牛舎内に運びました。
農機具をトラクタのシャベルに載せている私の親父
この牛舎は数十年前に牛を飼っていました。しかし、今は牛は飼っておらず巨大な空家になっています。このため、屋内の空いたところに農機具を並べて置きました。これらの農機具は東京では、野ざらししておいたために傷みが進んだ農機具もありましたので、今後は家屋内に保存するため傷みれが進行しなくて済みます。
牛舎内に置いた発動機 シャベルから降ろしているカッター
すべての作業を終了したのは午後4時頃でした。夕方になる前に済みましたのでほっとしました。こんな巨大なコンテナ車が我家に来るのは前代未聞のことでしたので、積み込みから荷卸までの数日間は心配で仕方ありませんでした。無事に農機具を搬送できて心身ともにほっとしました。
牛舎に整然と並べた農機具類