台風が来るとのことで昨日、残った秋冬野菜の種まきを済ませました。種が成熟しそうな鞍掛豆(大豆)の周りが空いているので、そこを耕運機で丁寧に耕しました。ところで、私が耕しているほとんどの畑は砂質です。古代にこの付近は海岸だったためです。耕運機で耕していると、砂をかき混ぜているロータリーからシャリシャリする音が聞こえてきます。
秋冬野菜の種まきをする畑を耕運
去年まで八王子で野菜作りをしていた時は、耕運後に畝を作ってすぐに種を直接まいていました。この山口県は暖かい気候のためか、肥料分が少ないにも関わらず雑草がよく伸びます。このため、今回の種まきは畝に黒マルチを被覆後に穴の中に種まきしてみようと思いました。雑草対策としてです。タマネギ用の5列穴の黒マルチを使いました。三つの畝を作り、それぞれに黒マルチをしました。
一つ目の畝を黒マルチ被覆 二つ目の畝を黒マルチ被覆
私が八王子にいた時に使っていた畑は、関東ローム層でしたので黒ずんだやや粘土質に近い土でした。雨が降った直後に耕運機で耕すと、粘土をこねたような状態になり乾くとカチカチのゴロ土になりました。しかし、今私が耕している土は砂質のため雨が降った直後に耕しても粘土のようではありません。サクサクします。耕運は楽なのですが、肥料分がすぐに地下に浸透するようで肥料持ちが良くないような気がします。枯草などをたくさん入れるなど、数年かけて有機物が多い畑にしようと思います。
三つ目の畝に黒マルチを被覆
今回種をまいた野菜は、チンゲンサイ,ホウレンソウ,春菊,広島菜,タアサイ,カブです。1つの穴に数個の種をまいたので、発芽後に間引きする必要があります。これらの野菜を黒マルチで栽培するのは初めてです。これらの野菜を収穫し始める11月末にどのような結果になっていることでしょう。これらの経験を来年に生かそうと今から思っています。
カブの種を播種中 ホウレンソウの種を播種中