ウォーキングの下調べのため柳井市の琴石山途中まで行ってきました。歩いて行ったのではなく、バイクでおおよそのコース概要を調べに行きました。歩いての本下見は11月に行く予定です。6月に柳井港側から琴石山に行きましたが、今回は柳井駅から歩いて登るコースの調査です。柳井駅で降りて法務局付近から山道に入ります。
出発点のJR柳井駅 法務局付近の山道への曲がり角
今回はとても天気が良く、こんな天気に登りたいものです。法務局付近から山道に入ると、次第に登り坂になります。金剛寺までの、のんびりした里山小道を行きました。しばらくして、金剛寺の入り口が見えてきました。ここからは本当の山道になります。沢沿いのさびしい山道が延々と続きます。
金剛寺までの、田んぼや畑に囲まれた小道
山道とは言いながら舗装道路が続きますので、対向車さえ無ければ車でも走ることができます。しばらく進むと、草に隠れるように兜岩展望台の案内板がありました。獣道のような急な道を藪こぎしながらその展望台に上がりました。すると柳井市街,柳井湾,余田大波野方面が見下ろせました。
さびしい山道が延々と続く 藪こぎして登った兜岩展望台
まず、東南方面を見下ろすと柳井湾,古墳,発電所,病院などが見えました。柳井湾には発電所に供給するのでしょうか、天然ガスを運搬する船が停泊していました。船の上に丸いお団子を数個載せているような形をしているので、天然ガス船とすぐ分かりましす。茶臼山古墳がはっきりと見えましたが、私はこの古墳に行ったことがありません。いつか見学してみたいと思います。
柳井湾,茶臼山古墳(丸の場所),発電所,病院などがよく見える
さらに南方面を見ると、平生湾が光るように見えました。そして、平生湾にかかる南周防大橋が小さく見えました。柳井市街を見下ろすと、山陽本線をまたぐ高架橋がはっきり見えました。そして、周東病院や高校なども見えました。遠く、馬島や牛島も見えました。さらにその向こうに九州の山々がうっすらと見えました。
上の丸は平生湾,下の丸は山陽本線をまたぐ高架橋
次に西南方面を見ると柳井市の新庄や余田,田布施方面特に大波野がよく見えました。尖った行者山,田布施と光市の境の山々もよく見えました。よーく目をこらすと、東田布施小学校の建物が点のようにわずかに確認できました。
柳井市の新庄や余田,大波野や東田布施小(丸内の白点)などが見える
兜岩展望台を降りると、琴石山と三ヶ岳の鞍部に向かいました。この鞍部地点から三ヶ岳まで歩いて10分,琴石山まで歩いて50分です。ここからはバイクで行けないので、今回の調査はここで終わりとしました。
柳井駅からこの鞍部まで、距離は約5kmです。登り坂を考慮すると徒歩で2時間くらいではないかと思います。琴石山から柳井港までの下山は1時間程度なので、全行程は4時間位だと見積もることができます。2時間の休憩を考えると、朝9時に登り初めて正午過ぎに琴石山に着いて山頂で1時間昼休憩を取るとすると、午後3時前には柳井港に着けることになります。実際のウォーキング時間を確かめるため、11月に全行程を実踏してみようと思います。
鞍部近くから琴石山方面を見て 琴石山まで50分の標識