東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

少年少女発明クラブ 今年度最後の工作

2019年02月11日 | ふるさと



 今年度最後の田布施町少年少女発明クラブの活動がありました。1月と2月は3回に分けて田布施農工高校で電子工作をします。工作するのは電子ホバークラフトです。1月はモーターを制御する電子回路を組み立てて、最後の今回はモーターなどの機械部とそれを制御する電子回路を一体化して電子ホバークラフトを完成させます。この電子ホバークラフト、子供達には難しい箇所が山盛りであるにも関わらず一生懸命作っていました。

        完成させた電子ホバークラフトを動かしている子供達


 私が見ていて一番難しそうだったのは擦り合わせです。例えば、ペットボトルの筒にモーターをはめ込む時です。モーターの台座とペットボトルの筒の大きさが微妙に合わないのです。そのため、ヤスリを使って削るなどして両者を合わせる必要があるのです。あと、ホットボンドを長く使い過ぎて、ペットボトルが熱で変形していた子供が多くいました。素早く接着する必要があるのです。今の世の中、子供が作るプラモデルなどの工作の多くははめ込み式です。そのため、ヤスリで削って微妙に大きさを合わせたり、バリを取る経験がないのではないでしょうか。

 工作を始める前に講義   加工するペットボトル   ペットボトルの切断
  

 子供達の先輩である高校生に教えてもらいながら、電子工作を完成させていました。ただ、微妙な凸凹やバランス違いのため、風に浮くホバークラフトはできなかったようです。微妙な擦り合わせ、微妙な重心位置、モーターと筒の偏芯などが原因のようです。しかし、今回の苦労は子供達に良い経験になったと思います。

モーターを筒にはめ込む、これが難しい    電池BOXを取り付ければ完成
 

コメント
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