東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

真夏の花、松葉ボタンの苗を分けて植え替え

2021年05月08日 | 花,野草

 私の好きな夏の花の一つに松葉ボタンがあります。それほど水をやらなくてもよく花が咲きます。おそらく厚い葉が水分を蓄えているからでしょう。松葉ボタンはとても種が小さいので、種まきが難しい花の一つです。ゴミのように小さな種ですので、風で簡単に吹き飛ばされます。このような極小の種は、蒔くと言うよりも、土の上に種を振りかける感じです。ポピーもそうです。極小の種は種まき後、どこに種があるか分かりません。芽生えても雑草よりも小さいのです。そのため、芽生え後の管理がとても大切です。私は、苗箱に入れた土の上に種を振りかけて育苗します。

      育った松葉ボタンの苗を分けて、別の箱苗に植え替え


 今回は、植え替えと言うよりも株分けです。株が混んできたため、苗の株を三分割してそれぞれを箱苗に植え替えしました。植え替えした直後はしんなりしていますが、根付くとピンとして上を向きます。よく見ると、先端にはつぼみが付いていました。植え替えして9株になったため、7株位をみなさんに差し上げようと思います。畑に植え替えすると雑草に負けてしまうので、管理しやすい植木鉢に植え替えたほうが良いと思います。さて、この夏にどんな色の花を咲かせてくれるでしょうか。

 植え替え前の松葉ボタン  株を引き抜いて分株   箱苗に植え替え
  

コメント
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