組み立て式の木枠ですが、最初は蝶番を使おうと思っていました。しかし、蝶番は曲がる部分が意外にがたがた動くので全体的に不安定になります。また、木ネジを回して固定する方法も考えました。しかし、木ネジではドライバーでぐるぐる回す手間がかかります。ましてや小さな木ネジは紛失してしまいそうです。
そこで、取り外しが容易にできてがたがた動かないダボを使うことにしました。木工製品では木材同士の固定によく使われます。また精度よく木と木を接合できます。ただし、精度よく細工する必要があります。
ダボを16本打ち込んだ木枠の側面二個
ダボの取り付けは精度が要求されます。ダボを打ち込む位置に最新の注意をします。穴の位置がずれないようにセンターポンチで窪みを付けました。木工ノコギリは穴の開け始めが大切です。穴あけ位置がずれるとちゃんとダボを取り付けできません。付けた窪みに径6㎜の穴を正確に開けました。当然ながら穴の深さも正確にします。正確な深さになるように、木工ドリルに深さのマーカーとなるようあらかじめテープを巻きました。そのマーカーの深さまで穴を開けました。
センターポンチで窪み 径6mmの穴を開ける 穴を開け終わる
16ヶ所の穴を開けるとダボを木枠の側面に打ち込みました。側面から抜けないように接着剤を塗布します。なお、一つのダボはそれに対応する一ヵ所だけしか挿入できません。それ以外の位置には挿入できないよう穴を開けているからです。これで木工細工は終わりです。次回、実際に木枠となるように組み立てできるか検証します。
接着剤を付けた後ダボを打ち込み 側面16ヶ所にダボを打ち込む