東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

オリーブの生育状態と施肥

2013年12月02日 | 樹木,果樹

 先日草刈りをしたオリーブ畑、オリーブの生育状況を確認しました。苗を植え付ける時、肥料を施すなどの世話をする必要がありましたが、忙しくてその時間が取れませんでした。その結果、新芽が出ていましたが生育は思わしくありませんでした。

                   どの葉も、均一に綺麗な緑色のオリーブ


 数本のオリーブはどの葉も緑でしたが、いくつかのオリーブは葉が枯れそうでした。その枯れそうな葉をさわると、葉がポロリと取れました。葉の表面はまだらに茶色になっており、ひっくり返して葉の裏を見ると虫がかじったような痕跡がありました。今年の夏は猛暑で雨が降らない日が続きました。そのためなのでしょうか、いろいろなダメージがあったようです。また、雑草が生い茂って日が当たらなかったことも影響しているかも知れません。

     一部が茶色になった葉              葉の裏は虫が食ったような痕跡
 

 生育状況が悪いオリーブを見ると特徴があります。それは枝の先端が枯れていることです。根元から生えている枝は枯れていません。葉も緑です。その理由が良く分からないのですが、夏の日照りの時期に水分が足りなかったのかも知れません。とにかく、樹木全体が枯れなかっただけでも良かったです。オリーブを育てることに関してはもう少し勉強する必要があるようです。

                 枯れた枝または枯れていなくても落葉した枝


 そこで、今回オリーブの根元に肥料をやることにしました。肥料をやる前に根本の枯れた雑草を引き抜きました。すると、苗を植えた時に一緒に植えたネギが残っていました。ネギはとても細くなっていました。ネギにとっても育ちづらい環境だったようです。なお、ネギを根元に植えたのは、オリーブの根にはいる虫を避けるためです。効果があったのかどうか分かりませんが、どの根にも虫は入っていませんでした。

                   かろうじて残っていた根元のねぎ


 肥料は、化成肥料ではなく有機肥料です。ペレット状になった肥料を、クワで少し耕した根元に散布するようにまきのした。そして、クワでかき混ぜるように土をかけました。オリーブは栽培したこどか全くないため、育て方がまったく分かりません。とにかく今は、枯れないように管理するだけです。肥料をやりすぎて、軟弱になり虫などに食害されないように注意しようと思います。実を収穫するのは数年後でよいと、気長に育てようと思っています。

    根元にペレット状の肥料をまく        耕すようにクワで肥料に土を置く
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 古い東芝製トランジスタラジ... | トップ | 大豆を引き抜いて結束、そし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

樹木,果樹」カテゴリの最新記事