東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

和綿、種取りしつつ糸紡ぎ

2018年01月07日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 秋に各種綿を収穫しましたが、仕事が忙しくなかなか糸紡ぎする時間がありません。今回、収穫した和綿の種を取りつつ糸紡ぎをしてみました。和綿は、洋綿と比べて繊維が短いためかやや紡ぎにくいように思います。細い糸がなかなか紡げないのです。

    種を取った綿をカードに載せる       カーディング中の綿  
 

 細い糸を紡ぐ第一歩は、丁寧にカーディングすることです。だまになっていると、紡ぐ時に糸車を停めてほぐさなければなりません。紡ぎが上手な人は、ほぐした綿を少しずつ繰り出すことができます。しかし、今の私にはできません。カーディング後に細くほぐしておかないと、紡ぐ時に手元での繰り出しが遅れてしまいます。糸が細くなったり太くなったりと、均一な細さの糸が紡げないのです。素人なので仕方ないですが。

綿をカードから取り出す    カードした綿を細めに     右手で車輪を回す
  

 糸車を使って糸紡ぎをしていて、気が付いたことがあります。それは、紡ぐにつれて綿を持つ左手をだんだん後ろにもっていくことです。そうすると、撚れた糸が次々に綿から自然に繰り出してくるのです。左手いっぱいの長さになると、糸をつむに巻き取ります。これの繰り返しなのですが、まだまだ太い糸しか紡げません。気長に紡ぐしかないようです。

      左手で棉を引くようにしながら、綿から撚れた糸を引き出す


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新年の凧揚げ大会用凧、間違... | トップ | 田布施町 新春たこあげ大会 2018 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

綿栽培,糸つむぎ,織り,染色」カテゴリの最新記事