山口県に搬送する農業機械類の最後の集積をしました。自宅に保管していた、発動機二台と近所の農家からいただいた籾摺機などです。運んでいただいたのは、集積先の鈴木牧場オーナーのSさんです。最初、トラックで全部運ぶつもりでいました。しかし、一台の三菱製発動機だけはとても重いのでSさんのショベル付きトラクタで運んでいただきました。
ショベル付きトラクタで運搬中の三菱製発動機
三菱製発動機はとても古いもので、始動時にはガソリンを使います。エンジンがかかると、しばらくしてガソリンから軽油に切り替えます。昔のエンジンはとても始動性が悪かったため、最初はガソリンを使って始動するものが普及していました。今では改良の結果だと思いますが、比較的小型の農機具に使うガソリン機関と、トラクタなどの大型農機具に使われるうディーゼル機関にはっきり分かれてしまいました。
鈴木牧場に到着の三菱製発動機 三菱製発動機を地面に置く
そのほか自宅から運んだもののうち大きく重いものは、近所の農家からいただいた籾摺機です。この農家からは稲刈機もいただいました。いただいて以来、全く使っていなかったため、移動中に木製の台座が壊れてしまいました。山口県に運送後にのんびり台座を修理しようと思います。
近所の農家からいただいた古い籾摺機
自宅で保管していた農業機械を全て運び終わると、今度は鈴木牧場内に置いていた農器具を集積箇所に移動しました。人手でも運べますが、今回はSさんの堆肥を運ぶ機械で移動していただきました。移動したのは、足踏み脱穀機、足踏み縄ない機、動力脱穀機などです。堆肥をかき分けて移動したので、堆肥の熱で白い蒸気が立ち込めました。
堆肥運搬機で縄ない機を移動 足踏み脱穀機を移動
これまで何年もの間、田んぼや畑に農機具を私が手で運んだり小型運搬機で運んでいましたが、この堆肥を運ぶ運搬機の威力は絶大です。大人二人が汗を流しながら運ぶ重い農機具をひょいと持ち上げて運ぶことができます。農業も大型化するとこのような機械は必要不可欠なのですね。
堆肥運搬機で、重い動力脱穀機を持ち上げ移動
今回の作業で、山口県に運ぶ農業機械を全て鈴木牧場の一角に集積し終わりました。24日早朝にコンテナ車とユニック車がやってきます。集積した農機具類をコンテナに載せると、あとは海を渡って27日に山口県にある私の家に到着します。27日、私が山口県でこれらの農機具を下ろすのに立ち会います。
24日早朝にコンテナに乗せる農業機械の数々
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