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「かえる王国」にはまって

2008年10月24日 | 雑記帳
 小学校2年生の国語科教材文としてはかなり有名なのが「お手紙」。
 がまくんとかえるくんのお話である。
 国語辞典を使った活動も続けているので、何をしようかなと思いついたのが、「かえる」で、言葉集めがいいだろうということだった。

 黒板に「(  )かえる」「(  )がえる」と書いて、
「知っている言葉があったら、辞典でページを確かめてから、前に出てきて書いてください」
と言う。
 一人の子が早速出てきて「かんがえる」と書いた。
 その後も、同じ子が「あまがえる」「いきかえる」と続けたが、他の子はなかなか思いつけないし、探せないようだ。
 結構、難しいレベルであるようだ。
 でも、ここからの展開が腕の見せ所…

 それはさておき。
 「~~かえる」「~~がえる」を逆引き広辞苑を使って調べると結構おもしろい。
 私の使っている電子辞書だと「~~かえる」は145、「~~がえる」は69載っている。もっとも慣用句もあるので、単語数は半分以下のようだ。
 
 「~~がえる」の最初は「青蛙」で、最後は「若返る」。
 ふむふむなるほどで、
 「かえる」の最初は、と見ると「呆れ返る」。
 そして、最後はなんと「我に返る」。
 こんなことしている場合か、と起こられている雰囲気である。

 ずっと調べていて、面白かったのが「愚に返る」。
 「年をとっておろかになる」という意味だそうです。
 ああ、本当にそうなのかなあと、こんなことをしていて思います。