すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

繰り返し読まねばならない

2008年10月28日 | 雑記帳
 「内田樹の研究室」が熱い。

 わずかな入力差が「勝者/敗者」の死活的な差に読み替えられるような危険なシステム

 マーケットはしばしば致命的な誤りを犯す

 ビジネスのワーディングでしか教育を語れない人間たち

 教育の意味や価値を資本主義経済の用語で説明することはできない


 氏のこれらの言葉に、また自分の立っている位置を考えてみる。
 今、自分たちは何かに飲み込まれようとしているのではないか。

 繰り返し読まなければならない。
 目の前で起きていること、起きつつあることと照らし合わせて、何度も読み込んでいかないと、私たちは摑まるべき棒も見い出せないままに、流されていく。いや、流れを作る存在になっていく。
 それは内田氏によれば、こういうことだ。

 このような人間たちの手によって学校教育は日々殺されているのである。