すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

好きな言葉を訊ねられ

2010年01月13日 | 雑記帳
 PTAの文集に載せるというので、いくつかのことを書いて提出することになった。
 その中に「好きな言葉」という項目があった。
 よくありがちなテーマであるが、ここしばらくそんなことを訊かれたことはない。少なくてもここ十年以上はその質問には出会っていないと思う。

 いやあ、いっぱいあるなあ。活字中毒的なところもあるし、そもそも気の利いたフレーズそのものが好きで、ホームページを作ったぐらいだから。そのページは前のサイトから引き継いでいるわけだし。

 「好きな言葉」と言われれば若干ニュアンスが違うかもしれないが、「キニナルキB面」などは、なかなかのものではないか。
 その中でしいて挙げられるとすれば、こんなのはどうだろう。

  「本当の大人なら、幸せの100ぐらいラクに言えるぜ!!」

 「詩のボクシング大会」に参加したある高校の先生が放った言葉だ。インパクトが強くてエネルギーがある。
 いや、でもPTA文集には少し不向きか。

 敬愛する野口芳宏先生の言葉なら、もういくつもいくつも書き込んでいるし、身体に沁み込ませているフレーズがある。その中から一つ決めろというのは無理があるかもしれない。
 しいて挙げるなら、
 
 「人間にとって一番大事なのは、変わることだ」 

 だろうか。
 しかし、少し堅い気がして…そんなことをつらつら思いながら数十分。冬休み最後の日が暮れていく。外は風雪。

 突如頭にひらめいたのは、何かの番組で見て不思議と記憶に残り、愚娘と一緒に親子読書感想文か何かを書いたときに使ったフレーズだった。
やはり、このあたりが自分のレベルか。

 雨が降ったら傘をさせ 傘がなければ濡れて行け
 
(どうやら灰谷健次郎の詩がもとになっている言葉らしい)