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SFコラボのメモ拾遺

2010年01月23日 | 雑記帳
 楽しみにしていた杉渕、深澤両先生による「SFコラボ」への参加は、どうやら日程的に今年は無理のようだ。刺激性十分の企画だけに非常に残念だが、まずは次に期待することにしよう。

 机の中の整理をしていたら、薄いメモ帳があり、何やら乱暴に書き込んである。ああ、と思いだした。昨年2月末の「SFコラボ」杉渕学級の折のメモである。
 数日に分けて、簡単な参観記をブログにアップしたはずであるが、
 
 その1  その2  その3

実はまだまだ多くのメモが残っていた。

 書いたことを見直すことによって、少しでも考えが深まるのなら、このメモ帳を廃棄する前にポイントだけでも残しておこうと思った。

 「聞く」ということについて杉渕氏はこんなことを言っていた。

 聞き手を育てるために
 ・まず教師が聞く
 ・聞かざるをえない状況をつくる
 教師に話をよく聞いてもらった子は、人の話を聞く
 
 いわゆる「遅れがちな子」に対する指導についてはこんなふうに語った。

 千倍ぐらい時間をかける。回路ができるとはやくなってくる。
 「変わらなくても俺はやるんだ」という気持ちを持って
 
 この話のときに、深澤氏はこんな発言をしている。

 与えるモノによる。
 「これだけは絶対にできるまでやらせる」というモノを持っていること。


 協議の終盤に、深澤氏が実に興味深いことを語っていた。

 潜在力が一番見えるのは「声」。
 返事、挨拶ができなくて、自分の頭で考えた文字列をしっかり声に出せるか。
 
 潜在力の定義がどうなのか少し疑問だが、いずれ自分もそう思っているし、それらを抜きに声を鍛えることはできないと考えている。