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悲しきストリートビュー

2010年03月20日 | 雑記帳
 新聞で、グーグルマップのストリートビューが秋田県にも拡大、しかもそれは隣市の湯沢市である、というような記事を見かけたのは、今月に入った頃だったと思う。
 なんで湯沢市なのかというちょっとした疑問を持ちながらも、年度末の忙しさに紛れてそのままだった。

 今日、マップで確かめることがあって、ふとそのことを思い出し、どれどれと検索してみた。

 湯沢市といっても広いが、たしか「国道」と書いていたので、見当をつけながら探してみた。頭の中ではまあ「中心地」か「観光地」だろうなと思っていたので、いくつかに候補は絞られていた。
 しかし中心地というのはやはりおかしい。そうであるならば、県都である秋田市から入るのが当然だから。では、観光地として有名なのは…実際あまりないが、名産品か温泉地か。
 
 ストリートビューのマークがつくのは、旧雄勝町付近。
 小野小町か!と思って周辺にいくらドラッグさせても反応なし。広範囲にとってしてみると、反応した。
 国道108号線と国道13号線が交わる箇所である。

 えっ、そうですか。ここでストップですか。

 つまり山形から来る13号線と宮城から伸びる108号線が、ぶつかった所までが、ストリートビューで見られる範囲ということ。
 たとえて言えば、県の南の玄関口を写したということですな。

 これです
(検索 秋田県湯沢市横堀六郎川原)

 これは悲しい結末です。
 
 確かに108号には温泉地があるが、山形からの13号も基幹道路といっていいが、ここで止められちゃ、秋田にはこの先あまり見るべきものはありませんよ、と言われたみたいで。
 しかも映っている部分に、トンネルが多いところも、泣かせる。