すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

整理の季節に愚痴る

2010年03月30日 | 雑記帳
 憂鬱な季節になった。
 どうしても整理を始めなければならない。
 まあ手始めに、中谷彰宏の本でも読んでみようか。
 そんなことしているから進まない(笑)

 何度も書いているが、整理整頓能力に欠けていることは自覚している。
 しかし、中谷本を読み、あることに気づく。

 結局、テーマがないんだな。

 テーマさえしっかりしていれば、余計なものに気をとられる必要はない。
 もちろんテーマから外れても、しなければいけないこと、どうしても欲しいものなどはあるわけで、それはそれなりの処理をしている。
 しかし、こと仕事に関するものでは、まああちこちに散乱している、とにかく「とりあえず残しておく」という発想の塊みたいなもので、どうにも収拾がつかないことの繰り返しである。

 ある時、思いついて、机の引き出しの一つを「ゴミ箱」とした。
 パソコンからの発想である。結構これは良かった。
 「取りあえず残す」から「取りあえず捨てる」へ。
 書類等が激減まではいかなかったが、工夫次第で自分も捨てられるんだ、という思いは持てた。

 ただ、その後、机環境?の変化によって継続できていないのは、決定的な効率性を実感できなかったのだと思う。
 常々「自分には整理整頓の才能がない」と広言しているが、実はこうれは言い訳ではないかという気がしてきた。

 結局、書類に、物に埋もれているのが快感なのではないか…ぞっ、ゴミ屋敷予備軍か。
 人から見たら何の価値もないものに愛着を抱き、あたかもそれが心の隙間を埋めてくれるように感じている。おお、恐ろしや。

 そんな自分も捨てられずに残しておいてしまうから、この状態なわけである。

 やはり、机の上も引き出しの中も、結局、頭のなかみが反映されているに過ぎないのだ。