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失速の原因を生かす

2010年03月25日 | 教育ノート
 「声日記」と名づけた校内報を出している。

 現任校に勤め始めた4月からのスタート、滑り出しは結構快調で一学期に10号出すことができたのだが、後半見事に失速。三学期はわずか2号で、2月は一度も書けなかったという体たらくである。

 そもそもこの校内報を始めたのは、去年の4月9日にこのブログに書いてあるとおりなのだが、所詮思いつきのスタートだったので、この程度だったか、という思いも残る。
 
 しかし、肝心なのは具体的な動きであり、その意味では失速の原因は、ネタを探せなかったということに尽きるのである。
 つまり自分が書いてある「校内を歩き、校外を歩き、子どもと喋り、そして本も読み」でいえば、特に三学期は「校外」「子ども」が足りなかったのは明らかだ。

 何事にもいったんスピードが落ちると、それを挽回するには結構なエネルギーがいる。しかしある意味で原因がわかっているのだから、そこに勢いがでれば、なんとかできるだろうという見通しもある。
 「校外へ出てみる」「子どもと喋る」この二つを、来年度の課題の一つとしてみる。

 経営のための大きなテーマは、また別にあるのだが、少なくてもその二つはテーマに迫るための邪魔ではないし、むしろそれらの視点からテーマを見るという意味で、かなり戦略的な意味を果たすようにも思えてくる。

 声日記の継続を決める。