すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

打ちのめされた出題者

2010年06月12日 | 教育ノート
 昨日は祖父母参観日ということで、各学年の授業参観の後に、全校で集会を持った。

 以前から音読発表が中心になっていたのだが、今年はさらにパワーアップできたところを聞いていただいたと思う。
 さて少しは交流的なものを思い、全校一斉にクイズをやることにした。言いだした私が図書委員の子どもたちに手伝ってもらいながら「みんなで羽後町クイズ」と題して10問出題した。
 結構盛り上がり、参加した家の方々にも喜んでいただいたと思う。

 ごく普通に考えられる「町の鳥」とか「一番高い山の名前」に加え、少しひねって「羽後町に住んでいる犬の数」とか「三輪地区の家の数」「一番多い年齢の人」なども取り入れてみた。
 これは大人にも意外性があるようで、出題している側からみても表情が動き、楽しく感じられた。

 もちろん低学年には難しい内容だが、三択問題なので単純に参加させてみた。
 終わった後で、子どもたちの傍にいた職員が二年生の数人が面白い会話をしていたと教えてくれた。

 「(クイズで出した犬の数とか地区の家の数など)どうして、こんなことがわかるんだろうねえ」
 「数えてまわったのかなあ」
 「一軒、一軒聞いたのかなあ」
 「でも数が大きいからねえ」
 などと言っていると、一人の子が「わかった!」と自信ありげにこう言い放ったという。

 「うわさを聞いたんだよ」

 その素晴らしい予想に、出題者は完璧に打ちのめされました。