すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

考える人は考え

2011年05月01日 | 雑記帳
 長いんだが短いんだか、とありきたりの思いではあるが4月が終わった。

 震災に伴う少しの混乱と、豪雪の影響が残って変更せざるを得なかった行事があったりで、いつもの4月とはまた違っていたことは確かである。
 そんななかでも、ある程度は粛々と事を進めてきたのではないかと思う。そう思えることもまた幸せだ。

 いつものように週1のペースで学校報を発行したが、今年は月版として学区全戸への配布を4月中に実行することが出来た。全部で6号発行できたのはスタートダッシュとしては上々だろう。
 
 保護者版に「季節の言葉」と称したありきたりのコーナーを設けつたことを4月6日に書いた。
 http://blog.goo.ne.jp/spring25-4/d/20110406

 その「福寿草」に始まって、「土筆」「桜前線」などを取り上げてみたが、連休前の号で「昭和の日」はどうだろうと思いついた。
 俳句はないかと漁ってみて、選んだのがこの句。

 考える人は考え昭和の日(谷山花猿)
http://www.weblio.jp/content/%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%AF%E8%80%83%E3%81%88%E6%98%AD%E5%92%8C%E3%81%AE%E6%97%A5

 うーん、なかなかに、単純というか難解というか。

 「考える人は考え」とはかなり想像の広がるフレーズだ。
 そして語数だけを合わせて他の祝日と入れ替えてみると、昭和の日の「重さ」がわかる。

 考える人は考え子どもの日
 考える人は考えみどりの日
 考える人は考え文化の日


 そう、やはり「昭和」なのだ。つまりは時代、時の流れから考えを導き出せるのは「考える人」である。

 いや、待てよ。これは「考える/人は考え」ではないよね。
 そうだとしたらイメージはちょっと狂う。そうしたら入れ替えてもあまり大差はなくなる。単純に、祝日で嬉しいだけだったりして。
 
 くだらない妄想の閉めにこんな真似句を。結構きまる。

 考える人は考え五月来る