すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

桜の国の子どもたち

2011年05月13日 | 雑記帳
 ずいぶんと遅い開花となった今年の桜だが、とうとう散り始めてしまった。
 天気はよいが、少し風も出て、運動会の全体練習をしている子どもたちに桜が降り注ぐような一日だった。
 
 まさに桜吹雪。
 ふだんも授業の様子などを撮るためにカメラを持ち歩いているが、昨日は特に多くシャッターをきることになった。
 http://miwasho.blog68.fc2.com/blog-date-20110512.html

 日本と桜は切り離せないものだし、本当に多くの人が桜を語ることがある。
 桜の名所には出かけたがるし、また近所の桜や自分だけが知っている桜にも、それなりの思いを持って見上げているのではないか。

 もう閉じてしまったが、以前作ったホームページに一日かけて車で町内を廻り、何本かの桜を撮ってアップしたことがあった。2000年の頃だったろうか。
 そこで改めて気づいたのは、墓のあるところに植えられている桜が多いということだ。樹木と墓の順番に間違いはないと思うので、見送った人たちの想いを込める木なんだなあ、と考えたりもした。


 私は小学校高学年のとき「桜組」だった。
 私の学年の下からは人数が減って、その級名が無くなっただけに、よけいそのことが嬉しく思えたりする。

 教員になった頃、年配の先生方に「あの桜組」と言われたほど、悪童が集まった学級だった。
 その頃勢いのあった樹木もかなりの老木になったかあ、などと時々それらの木々を眺めたりもしている。

 この国に生まれての幸せは、この季節に確かに一つあるような気がする。

 「元桜組」が、桜の国の子どもたちを撮ってみた。 
 http://spring21.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-83a7.html