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ミヤケンタイムズ、その後

2011年09月23日 | 教育ノート
 ミニ通信「ミヤケンタイムズ」のその後を、メモしておく。

 21日に第8号を持って完了。(もしかすれば、修学旅行で記念館を訪問した後に出したくなるかもしれないが)

(4号)・「もし…」を使って理由づけしよう
    ・クラムボンの正体、「○○説」を「もし…」で考える
    ・「五月」のかにの心を変えたのは…

(5号)・役割読み、兄と弟、どんなふうに…
    ・畳語の世界

(6号)・対比は強いミカタです
    ・こんな楽しみ方も…イメージ視写

(7号)・はがき新聞づくりへチャレンジ
    「タイトルはこうつける」「見出しはこうつける」

(8号)・九月二十一日は…
    ・「賢治さんに聞きたい!」を読んで
    ・なんだと思う?(花壇設計図)

 4~6号までは、授業の補足説明的なことを含めて、自学などで取り上げてもらえばいいなあと思って、ネタ紹介のような形となった。
 やはり、突っ込みどころ満載というか、自分の教えたい、考えたい気持ちが有り過ぎ!といった点を解消しているだけに過ぎないか、と軽く反省した。

 7号は、「やまなし」後の「資料(伝記)」をはがき新聞でエピソード紹介的に構成するので、その補足をした。
 そして8号は命日にちなんで?発行。
 まとめとして「宮沢賢治とやまなし」を少し問いかけてみた。それから、例の花壇設計図をクイズとして紹介し、記念館見学の多少の意欲付けになればと考えた。

 それにしても、賢治という存在は掘っても掘ってもという感じがある。
 しかしそれは、多くの先達がどこまでも掘っていく姿が見え、自分として実は全然掘れていないのに、そんなふうな感覚に陥っているだけなのかもしれない。

 今回、手元に置いていた参考書?は、なんと『サライ』。
 昨年の7月号に特集が組まれた。
 吉本隆明、天沢退二郎、山折哲雄…ビックネームが並ぶ。
 
 ミヤケンなどと名前を弄んでいる場合ではないと思いつつ、吉本氏が語った、次の言葉を勝手に解釈して許してもらおう。

 宮沢賢治という人は、ひとつの考え方に拘泥はしません。